例えば、電車内、、、かつて、高度経済成長期や、後のバブル経済絶頂期、、、24時間戦うリゲイン戦士で、車内は超満員でした。(^_^)
当時は、座席に座るなんて、自ずと、年老いたサラリーマンか、身体に不自由のある方々に限られていましたね。(^_^)
少なくとも、活力漲る若者は、ロングシートに座ること自体が、仁義に悖る、恥ずべき行為となっていました。(^_^)
ところが、最近、体感するのは、若い世代の着席率の高さ、、、また、座席空間の使い方の無駄。(^。^)
男女とも、ヒョロヒョロとした、線の細い奴らが、空いてる席をいち早くゲット!
席についてからは、周りを気にすることなく、まさにゲーム三昧、、、眼もくれず集中しておられます。(ToT)/~~~
無理もありません、、、今の彼ら彼女らには、我々の言う、他者への尊敬や敬意、自らの社会的責任というワードが、すっぽりと抜け落ちているのですから、、、m(._.)m
馬関的には、このような若者世代の体たらくが、すなわち国力に通ずる、と信じて止みません、、、また、同時に、とても不安なのです。(^_^)
転じて、近頃のGOTOキャンペーン、、、トラベルにしろ、イートや商店街にしろ、国策ゆえに割引後の破格の料金で、一様に機会を楽しむことが出来ます。(^。^)
ポイントやクーポン、チケットが付随する仕組みですが、この「もらえる、得する」感覚が、この日本の社会風俗を歪めていくのではないか、と心配なのです。(≧∇≦)
ポイントが割引クーポンがあるから、という物差しだけで選べば、本当に旨い店に行き着くのだろうか、、、(^.^)
裏返すと、割引主体で店を選んでいては、自分の好みや趣味に対して、たいそう遠回りをすることになるんじゃないか、と、疑問符がつきまとうのです。(^_^)
もらえる文化が国民の価値観を滅ぼし、同時に本質を見抜く審美眼を汚して行く、、、由々しき事態だと思います。m(._.)m
芥川曰く、ぼんやりとした不安、に似た心持ちの一句。
「秋深し電車内こそ侘びを識れ」 祖谷馬関