伊豆大島GLOBAL NATURE CLUB 海ブログ

伊豆大島の海情報を、リアルタイムでお伝えします。

やっちまった~・・・ (>_<)

2014年02月23日 18時31分18秒 | 日記

 

まずまずの天候に恵まれたこの週末、多少波はありましたが久し振りに2日間無事潜れました。

水温は14℃、透明度は浮遊物の影響でしょうか?多少落ちて12m位。

さて、この2日間で見られた主なモノは・・・。

まずは”アサヒの根”のトサヤッコ。 何個体か居そうですね。

輝く白い体色と、目を取り巻く蛍光ブルーが一段と目を引きます。

 

近くには、インターネットウミウシ

しかし、いつも思うのですが面白い名前を付けたものです。 時代を感じさせますね。

 

”正面際”のアカオビハナダイ

帯は出ていませんが、なかなか立派な♂です。

 

右のゴロタにいるアサヒハナゴイ。 

いつも同じ場所です。いい奴ですね~。

 

久し振りに、産卵中のコウイカに出会いました。

砂をまぶした卵が、ヤギにビッシリ!産み付けられています。

親イカは、どの様にして砂をまぶし付けるのでしょう? 気になりませんか?

 

産み出された直前の卵は、ネバネバの粘液に包まれています。

産卵中の♀は産み出すと同時に、漏斗管からの水流で砂を巻き上げ全体にまぶし付けます。

粘液はすぐに硬化をはじめ、薄い砂の膜に包まれた卵が出来上がるのです。

おそらく卵の大きさから考えると、他のイカに比べ1シーズンに産み付ける卵は少ないと思うのですが

子孫を少しでも多く残す為に、永い時間を掛けて編み出された技なのでしょうね。

海に限った事ではありませんが、生き物たちの様々な戦略には常々感心させられます。

 

今日は、久々に巨大コロザメとも遭遇しました。

体長は160センチ程、水中で見るとかなり迫力があります。

 

さて、今日も海は楽しかったのですが、ちょっとした失敗をしでかしてしまいました。

1本目のエキジット直後急いで車に戻ろうとした途端、左足に激痛が走ったのです。

ビッシ! と、音がした様に感じました。  なんと!左ふくらはぎの肉離れ。 

初めての経験でしたがメッチャ痛いですね~。

なんとか地面に足はつけられるものの、ちょっとした角度で激痛が走ります。

タンクを背負って、ウエイト12㌔・・・ これで小走りしようとしたのが敗因でした。

ズボンの上からテーピングをして2本目も潜りましたが、エキジットのハシゴは膝で上る始末・・・。

家に帰ってから調べると多少腫れはありますが、内出血は起こしていない様なので軽傷で済んだようです。

居合わせたゲストの皆様には、色々ご心配をお掛けしてしまいました。申し訳ありません。

ひとまず、この場をお借りしてご報告です。 m(_ _)m

 

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閑古鳥は鳴いてますが・・・。(笑)

2014年02月21日 20時55分35秒 | 日記

2週連続の大雪と船の欠航に泣かされましたが、ようやく今週末は無事に過ごせますね。

とは言え明日も北風、寒い一日となりそうです。

海の中は、このところず~~~~~っと、水温14℃が続いています。

さすがに南方系は目に入らなくなりました。

そんな中、月曜日は大島に20年以上通って下さっている、根っからの伊豆ダイバーさんとマンツー。

お客様はUGOのロクハン、私は勿論ドライ・・・ 

さて、エントリーして足元のゴロタを見ると、茶色の塊が見えました。

近づくと殺気を感じたのか一瞬で模様を変え臨戦態勢! 久々のヒョウモンダコです。

いや~、きれいなブルーリングが出てます。そして、完全に青筋立てて怒ってますね~。

”君子危うきに近づかず”ですね。 (>_<)

久々といえば、上がり際こんなのにも出会いました。

私は数年ぶりでしょうか?

以前は岩壁の亀裂や浅場のゴロタの下でよく見かけたのですが・・・。

このところ、とんと数が減りましたね。

 

木曜日は、早稲田の学生さんと野田浜でDIVE。

基本的にセルフダイブなのですが、余りにも出物が少なく可哀想なのでお付き合いです。

彼らは、毎年この時期に10日間程の合宿をしています。 装備は、5ミリのウエットスーツ。

昔は私も気合で潜っていましたが、今は考えられません。 苦笑

いや~、この寒い時期にえらいですね。 いつもありがとうございます。m(_ _)m

見たものは、大きなアオブダイネコザメホウボウ、そしてカスザメ ・・・ets

60センチ程のかわいいサイズでしたが、初めて見たとの事でとても喜んで頂けました。

良かった~!(*゜▽゜*)

 

さて今日の秋の浜、週末を控えての下見に行ってきました。

相変わらず”アサヒの根”にはコウリンハナダイ、そしてケラマハナダイが沢山居ます。

”正面際”には、クダゴンベ

クダゴンベの近くには、チビハナダイの姿も有りました。

そして”正面ガレ場”では、お取り込み中のウデフリツノザヤウミウシ

ウミウシ類は雌雄同体と云われてますが、どうやって役割を決めるのでしょう?

大きさ?それともお互いの気分? 

まぁ、どちらにしても子孫が残せれば、彼らにとっては関係ないのでしょう。

さぁ、最後はベニカエルアンコウ3連発!

さぁ、何時も通って下さっている皆さんは、どれが何処の個体か全てお判りですね。(^O^)

 

おまけの一枚

冬場のお仕事で、事務所は足の踏み場もありません。

シーズンに備え、レンタル品の補充と点検補修、マスクは全部分解して酸素系漂白剤に浸し

歯ブラシで汚れを落とします。 

凄い数のフィンも、バックルやベルトの交換が必要なものがかなり有ります。

あと10日程は、こんな作業が続きそうです。

ブログ更新がなされないので、先日、心配した方からお電話を頂きました。

「決してお店は閉めていませんよ~。ご安心くださ~~~い。」 (笑)

 

 

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