台風16号(ミンドゥル)が接近しつつあります。
水中景観や生物が飛ばされないうちに記録をと、潜ってきました。
多少の波は有るものの海況には問題有りません。
しかし、器材に問題が・・・
そんな訳でこんな事に!(ライトのストラップをバンド代わりに・・・)苦笑
数十年前から”温暖化”による気温の上昇は著しいですが
水中も目に見えて変化しています。特に造礁サンゴの数が半端ないです。
そして南方系も冬を越し”季節来遊漁”とは呼べなくなってきました。
島の西側”ケイカイ”の岩陰下凹みには・・・
タテキンとサザナミが同居。 数年の冬を大島で耐え、成長したものと思われます。
更に近くではこんな成魚も見られました。別のポイントでもゲストの方が確認しています。
メガネゴンベも大きく育ち・・・
憧れだった”ヒオドシベラ”も毎年の様に流れ着きます。(ボケボケですが・・・)
セダカギンポも数か所で観察されています。
イロブダイ幼魚も毎年の様に観察され”レア”では無くなりましたね。
逆に、目に付かなくなったモノも有ります。
キヌバリ・チャガラ等北方系は元より
ハオコゼ・イソカサゴ・ネズッポ類も少ない様に感じます。
この変化はまだまだ続くのでしょうね。
温帯域で南方系が楽しめるのは嬉しい面も有るのですが
喜んでばかりも居られない気がしています。
さて、先日撮った”コウワンテグリbaby" 1㎝に満たないサイズです。
画像を拡大してみると手前に別のモノも写っていました。おそらく2~3㎜。
小物ばかりではなく大物も楽しい大島の海!と言う訳でおまけの3枚。
すらりと伸びた尾が格好良かったです。 By GIBA