昨年はあまり本を読みませんでしたがさすがにスマホも飽きてきたりブルーライトに疲れてきて自分時間も落ち着きつつあるので
時間かかり過ぎましたけどやっと1冊読み終えました。
なかなか続けて読む機会がなかったのかじっくりよめなかったのが残念。
読み始めたのはずいぶん前から。 テレビで風の峠を放送していてこれが銀漢の賦だと気が付いたのが最終回の日。
録画をして本を読み始めやっと読み終えてテレビの最終回を観ました。
本で読んでテレビで見たのでロマンチックでよかった。
3人の幼なじみの物語。
銀漢が小説内では天の川。登場人物の名前に日・月・星が入っていて名前と生き様がとっても似ている所が練り込まれている。
漢詩が程よく効果があるところが今までない葉室麟さんの世界観でよかったところかな。
他にも 銀は中年期を感じ、漢は男を思わせる。
天の川の星は夏の大三角形を思わせる。歌や唄でなく賦を小説名に使ったところ。
言葉をキーワードとしてうまくちりばめて後味よく仕上がって要るところは流石です。
3人の友情の強さを感じました。
ちょっと読むのに時間がかかって内容もとんじゃった部分もありますが
しっかりした小説で蜩の記と同じくらい気に入りました。
軍士官兵衛で好演した柴田恭平さんの時代劇が久しぶりに見れたのもまた良かったです。
ご訪問ありがとうございました。