夢と現実のおとぼけバラエティー

実際に夢で見た内容を載せています。それと落語や漫才・コント・川柳・コラムなどで世相を風刺したりしています。

夢って、奇妙キテレツ!(33)

2019-11-02 16:31:21 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
470
近所に大人の喫茶店が開店準備中なので、ちょっと覗いてみた。
女店長らしいひとが、あれこれ忙しそうに指図している。
ホステスらしい女たちがおしゃべりに余念がない。
どの女も、あまりぱっとしない。


471
近くの川に鰻(うなぎ)を獲りに行こうということになった。
腰に魚籠(びく)を付けて、いざ行かん。
さて、どうやって捕まえたらいいのか? それがもんだいだ。


472
江戸時代。将軍の若君になっている。
反乱が起きたらしい。
幕閣はどう処理するのか?
其処のところをよく観察しよう。


473
お寺で二人の入道が、似顔絵募集イベントをやっている。
参拝客たちがいろいろ描いたが、次は「自分たち入道の似顔絵を描いてくれ」と言う。
描いてみたが、ハムかソーセージみたいになった。

朝起きたら、まず自分に感謝。
次にわが家と家族に感謝。
次に地域社会に感謝。
次にわが国土に感謝。
次にわが地球に感謝。
次にわが太陽系に感謝。
次にわが銀河系に感謝。
次にわが大宇宙に感謝。



474
宅配便のドライバーになっている。
仕事が終わって会社の駐車場に車を止めた。
吾輩は竹馬で通りに出ようとしている。
通りの向こうは30cmぐらいの段差がある。
竹馬で上がろうとしたが、だめだった。
同僚の車の脇を通ったら、・・好子さんというお客様から
カツ丼の注文が入ったらしい。


475
知人たちと喫茶店でコーヒーを飲んで会話していると、
吾輩の隣の席の知人が『膝の上に、目には見えないが何者かが這いずり回っている』という。
『そんなやつはブン殴っちゃえば』と言った途端に姿を現した。入道姿の亡霊だ。
生前はミュージシャンだったらしい。
自分をバカにした奴を探し回っているらしい。
(ここでトイレに行きたくなって目が覚めた)

トイレから戻って寝ると、また同じ夢の続きだ・・・
知人が『そんな恨みは、忘れた方がいいよ』と諭している。
ぶん殴らなくてよかったと胸をなでおろしながら、
こんな夢から脱しようと、焦って他のことを考える。


476
寝坊して遅刻しそうだ。
お店の古いプライスカードやポスターを取り替えなければならない。
トイレに行きたくなったので、店の向こうの通路を越えなければならない。
なぜか通路には大勢のアラブ人が何重にも列を作って座り込んでいる。
何かの順番を待っているらしい。外国人労働者なのか?
その間を縫って向こう側に着いた。


477
何処かの国の死刑囚の処刑に立ち会う。
死刑執行官と死刑囚に、小銃一挺づつ渡された。
お互いに背を向けて数十歩歩いてから、振り向きざまに相手を撃つということだ。
死刑囚が持たされた小銃には弾丸が入ってないのだろう・・。


478
狩りに出ようと、女猟師の指導で原野に出た。
道具は弓矢だ。うさぎたちが目まぐるしく走り回る。
キツネが現れた。 弓に矢をつがえて、ひょうと射った。
矢は的を外れてあらぬ方向へ・・・。
女猟師は「だめねえ、キツネが矢の行方を目で追ってるよ」と茶化す。
弓のゴム紐をきつくする。 キツネが側へ寄ってきて餌を欲しがっているようす。
傍の荷物から餌を探すふりをすると、キツネは立ち上がって荷物に両手をついた。
「みかんを食べるかい?」とキツネに聞いたら、コックリしたのでみかんを一つ与えた。
キツネは両手で皮をむいて食べだした。
キツネの頭をなでてやった。「俺以外の人間には気をつけろよ」と言ってやった。


477
金粉をサラサラと垂らすと、金の縄ができるそうだ。
これを使って自分の過去を現すことができるそうだ。
さっそくやってみた。
金粉をサラサラと垂らして、金の縄まではできた。
これをどう使ったらいいのか・・・?
(ここで目が覚め、トイレに行った。トイレから戻って、この夢の続きを見た)
金の縄を振り回していると、
眼前に何かイメージらしきものが現れようとしているが、
『内戦が始まっているので、うまくいかない』と声が聞こえた。
何のことやらわからない・・。



478
イギリスのエリザベス女王の退位に伴う新女王の戴冠式に招かれた。
我輩の隣には、現女王の夫君(エジンバラ公)が座っている。
手元にある記念クッキーの文字がずれているので直してくれるように、
主催者側から連絡があった。
女王の夫君が、『何なのだ?』と聞いてきたので説明した。
新女王の赤ちゃんが乳母車の中で「こわい・・」とつぶやいている。
どこかの国のことか・・・?


479
ソフトボールのチームを作ろう。
めいめいが就きたいポジションに向かって歩いている。
たまにはキャッチャーをやってみたくなった。
ピッチャーには女史タイプの社員が名乗り出た。
投球練習を始めた。ボールは低めが多いので、注文をつける。


480
更地に土盛りをしてビルを新築するという。
土盛りの設計をした。強度は大丈夫だろうか?
新しいガラス張りのビルが建った。
ビルの裏側の通用口を夜間は施錠したが、ビルの所有者側から、施錠しなくていいと言われた。
ビルの中のシャワー浴室も試してみた。なかなか快適だ。
終わって浴槽の湯を流そうとしたら、後から入る人が『そのままでいい』と言う。


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「民主・自由」VS「独裁・強権」

2019-11-02 12:26:12 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
いまや地球上では、「民主・自由」を旗印にする諸国家と「独裁・強権」を旗印に
する諸国家が対立している状態だ。
それらの国々の一般国民は、生物としての本音では民主と自由を選ぶだろう。
独裁・強権政権は永くは続かない。
香港や台湾の民主化運動は、「民主・自由」の要求闘争だ。
しかるに日本は、来年「独裁・強権」の習近平(皇帝)を国賓として迎えるという。
香港や台湾を見捨てるようにさえ見える。
これは何を意味するのだろうか?
見せかけの「民主・自由」を止めて戦前の「独裁・強権」政治を復活させる為の
下地作りなのだろうか?
もしそうなら、歴史は繰り返すの言葉通り(政治家は歴史嫌い)ろくなことには
ならないだろう。




創作落語 『ペイオフ』

2019-11-02 07:47:11 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
        

  テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン・シャン・テン



              『ペイオフ』




         え〜、相変わらずバカバカしいお笑いで
           お過ごしいただきます。
   
     え〜、金融危機が起きた頃のお話で、
       破産などとは縁が無いような顔をしてました銀行業界も
           段々と、そうも云ってられなくなりまして、
       系列を超えた大型合併を、なり振り構わずやってました。
     4月1日からペイオフ解禁だってんで、預金者も右往左往しましたが、
       まったく感じない連中もおりましたようで・・。





八   「ペイオフが解禁だってな」


熊   「おう、そうだってな」


八   「・・で、穴場はどこでぇ? 」


熊   「穴場か・・?」


八   「ペイオフの解禁だろ?
     だったら、穴場はどこでェ?って聞いてるんじゃねェか 」


熊   「川じゃねェかな? 」


八   「てやんでえ、おたんこなす。川に決まってるじゃねェか。
     まさか山の天辺(てっぺん)じゃ釣れねェだろ。
     どの川のどのあたりで釣れるかって
     ことだ。じれってェな」


熊   「そいつぁ、おいらにも分からねェな。
     ペイオフなんてぇ魚が、日本の川で泳いでいたなんて
     たった今まで知らなかったな・・」


八   「まぁ、おめえに聞くのも野暮だったな。
     そうだ、物知り自慢の大家に聞きに行こう」


熊   「あの大家かい?」


八   「え〜、物知りの大家さん。
     ちょいと教わりてェことがあるんでやすが・・」


大家  「おう、八っつあんと熊さんかい?
     まあ、こっちへ上がんな。
     婆さん、こーひー・・、なに、こーひーは切らしている?
     何かないのかい? えっ、綿ぼこりならある?
     くだらないものしかないんだねぇ」


八   「あの・・、大家さん。
     コーヒーはけっこうで・・」


大家  「そうかい。・・で、教わりたいことって、なんだい?」


八   「へぇ、じつは・・ペイオフが解禁になるってェ聞いたんでやすが、
     あっしもこいつも、江戸っ子を永くやってやすが、
     ペイオフってェ魚が、いってェどんな魚か?
     どこで釣れるんか? とんとご存じねェ始末でやして・・
     面目ねェ・・」


大家  「自分に、ご存じてぇやつがあるか。
     うむ、ペイオフな・・。そいつは魚ではない」


熊   「えっ、魚じゃねェんで・・?」


大家  「鳥だ」


八   「鳥ですかい・・? 」


大家  「そうだ。ペイという渡り鳥が、オフ・・
     つまり、飛び立つってことだナ」


熊   「へぇ〜、ペイが飛び立つんで・・?」


大家  「ペイとは、渡り鳥の一種でナ。
     冬の間は日本で越冬して、春になったら北へ帰る。
     それがオフだ」


熊   「ああ、そうだったんでやすかい」


大家  「越冬している間は、捕ってはかわいそうだが、
     オフになったら、少しは捕ってもかまわない・・
     それが解禁だ」


八   「なあるほど。さすがは物知りの大家さんでげす」


熊   「さっそく、穴場を教えてくだせえ。
     どこへ行きゃあ捕れるんで・・?」


大家  「ど・・どこといって、特に決まってない」


八   「穴場はねェんで・・?」


大家  「穴場は無いが、
     藪(やぶ)で捕れるかな・・」


熊   「やぶでね・・? 何時ごろ飛ぶんで・・?」


大家  「深夜だな・・。
     草木も眠る丑三つ時・・おまえさんたちが寝てるころだナ」


八   「ヘェーっ、変わった鳥でやすねぇ・・?」


大家  「用心深い渡り鳥でナ。
     人が見ていると飛ばないが、
     誰も見ていないときに、ペイと飛ぶ」


熊   「ああ、それでペイですかい?」


八   「ひとつ、利口になりやした。
     あっしらもペイを捕っつかめェてやろうじゃねェか」


熊   「どうも、ご免なすって」


大家  「あらら、行っちまったヨ・・。
     あたしも知らないから口から出任せ言ったのを本気にしちまって・・
     しょうがないなぁ・・」






八   「おう、どおでェ。 話は聞いてみるもんだな。
     せっかくペイ捕りが解禁になったんだ。
     今夜は盛大に捕ろうじゃねェか」




    ・・・深夜になるってえと、二人で薮探しに・・・





熊   「おう、手ごろな藪(やぶ)に着いたぜ。
     ちょうど丑三つ時だ・・」


八   「相手は用心深え鳥だ。・・・音を立てるなよ」


熊   「音は立てねぇ」


八   「静かにしろよ」


熊   「静かにしてる」






      ・・・・・ペイ・・・・・






八   「いま何か聞こえたか?」


熊   「腹が減ったんで、カツ丼食いてぇなんて・・
     思ってたんで気い付かなかったな・・」






      ・・・・・ペイ・・・・・






熊   「おい、何か聞こえたか?」


八   「おれも腹が減ったんで、うな重食いてぇなんて
     思ってたんで気い付かなかった・・」








      ・・・・・ペイ・・・・・






八   「いま何か聞こえたか?」


熊   「カツ丼は止めにして、天婦羅(てんぷら)にしようかと・・・」






大家  「ハーックショイ!」


熊   「あ、大家さん・・」


八   「どうしてここへ・・?」


大家  「いや、じつはあたしもペイを捕りに来たんだが、
     いま、ペイッて鳴き声が3回もしたろう?」


八   「そういえば、したかな・・?」


熊   「そういえば、したみたいだ・・」


大家  「おまえさんたちは、ボーッとしてるからな、
     3羽も飛び立ったのに気がつかない・・・」


八   「そういえば、面目ねえ・・」


熊   「おう、今度は気合いをいれて聞くからな」


大家  「それは無駄だ。 さっきのが最終便だった」






            お後がよろしいようで・・