夢と現実のおとぼけバラエティー

実際に夢で見た内容を載せています。それと落語や漫才・コント・川柳・コラムなどで世相を風刺したりしています。

夢って、奇妙キテレツ!(42)

2019-11-11 18:26:48 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
ドーナツワン


606
夕方、歩道の公衆トイレに行こうと外に出たら、トイレの前に二人の浮浪者が座り込んでいた。 
不気味な感じなので角を曲がって、どこか立ちションするところを見つけようと歩いていると、
歩道の平べったい石の上に、一本の花がすっくと立って咲いている。
前方から来た小さな女の子が、その花を見つけ抜いてしまった。見ると我が娘ではないか。
我輩はその花を娘のシャツの胸のポケットにさしてやった。
薄暗いので娘は我輩が誰か判らないようだ。
家に戻って娘は母親に花を見せた。
我輩は女房に花を花瓶に生けてくれと頼んだ。
娘は「あれっ!お父ちゃんだったの?」と部屋の明かりで気がついた。
女房は花をわしづかみにしてポケットから抜いた。
あ、あ、茎を持て、茎を・・


607
二階の窓から外を眺めていると、左手の坂道を胡散臭い老人が登ってきてぶつぶつ話しかけてきた。
「何を言ってるのかわからん」と言ったら、そのまま通り過ぎて行ってしまった。
玄関の木のサンダルを履いて外へ出ようとしたら、先ほどの胡散臭い老人が入ってこようとした。
頭にきて「このやろー!泥棒か?」と怒鳴って相手の向こう脛をバンバン蹴飛ばしたら逃げて行った。
後を追いかけて「ドロボー!ドロボー!」と連呼したら声が枯れてしまって、もう出ない・・・
そのジジイは駐車場のところで車を見ている。ずうずうしいやろうだ。
そのあと洗面所で顔を洗っていたら、外人の男が顔を出して「ジャムはいらんかねえ?」ときた。
「ジャム?いらんいらん」と断った。
たまたま窓の外に息子がいたので、外人の男を連れ出してもらった。
そのあとカミさんの友達が来た。
「だいぶ美人になりましたね」と声をかけたら、知らんふりだ。
我輩とは相性が悪いらしい・・・



610
昔の時代らしい。
群馬県がまだ海の近くにあった。
中国の皇帝の軍勢からしょっちゅう脅かされているという。
我が領地は信濃にあるので、なんとか力になってやろうと知恵を絞っている。


611
仲間とサイクリングのプランを立てている。
みんなで市役所へコースの下調べに行く。
道路が雨で足首あたりまで冠水している。
なかなか歩くのが大変だ。


612
夜寝る前にこの本を読みたいと思って、一冊の本を寝転がって読み始めた。
その脇でカミさんがテレビをガンガンつけている。
我輩も別のテレビをつけて本と関連あるチャンネルを探しているが、
なかなか見つからない・・・。


612
いま見ている夢を記録しようとしている。
まず、紙に夢を投写して置き、その周囲を針でブツブツと穴を開けておく。
これで夢の輪郭ができた。


613
ホップ・ステップ・ジャンプ 
アジア系らしい若い女 バッグを上に放り上げながら
ゆるい坂道をスキップしながら下ってくる
ホップ・ステップ・ジャンプ 
バッグは放り上げられる度に ハンドバッグになったり
ショルダーバッグになったり変身している。


614
インスタントラーメンを美味しく作るコツを発見した。
まず熱湯にラーメンの塊を入れ、適度の柔らかさになるまで良く解したら、
金ざるにあけ、お湯を切ってラーメンの丼に入れておく。
次に丼の半分ぐらいの量の熱湯にラーメンスープを入れ、良くかき混ぜて、
先ほどのラーメンの入った丼に入れる。
最後に別に用意した具を入れて出来上がり。
みんなが見学に来て食べて美味しいと驚いている。


615
宴会の席に遅刻した。
隅っこの席にすわると、後輩がコーヒーカップにビールを注いでくれた。
あ、あ、まだコーヒーが入っているぞ。
まあ、コーヒービールってのも本邦初だろう。


616
仲間での宴会に、和服のホステスが何人か入ってきた。
お触りサービスOKだという。
あちこち触っていた手が、次第にあそこへ伸びてゆく。
くりちゃんへのマッサージを始めたら、あら、部屋から出て行っちゃった。
ちょっと、やり過ぎだったかな?


617
どこかでスイカを丸ごと冷やせる所はないか?
電車で3駅行った処に日帰り温泉があり、そこでスイカを冷やしてくれるそうだ。
近所のおばちゃんがスイカを冷やしたいと持ってきた。
ついでにやってやるか・・・


618
室町時代か? 将軍暗殺の陰謀らしい。
禰宜(ねぎ)が舞台にいた巫女から刀を奪い、  
わめきながら庭に飛び降りて将軍の元へ向かおうとする。
御家人が叫びながら禰宜に飛びかかり、一刀のもとに成敗した。


619
国政選挙に投票に行った。
有名な演歌歌手が立候補しているので、一票入れようとしている。
だが、名前をど忘れしてしまった。
投票所のおじさんに聞いてみたが、「わからない」と言う。
困った・・・



創作落語 『ちょい古、昭和の浮世床』

2019-11-11 16:16:14 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
         

      テン・テン・ツク・テン・テケ・テン・テン・テケ・ツク・テン



            『ちょい古、昭和の浮世床』




        えー、昭和の頃のお話でございまして、
     床屋さんにいきますと、客と床屋が会話を楽しみます。
       近所の世間話から政治の話まで、
         と際限なく発展します。
      なかには客と床屋が口論を始めて、
        虎刈りのまま出てきちゃうとかあります。 
          え〜、床屋談義でございまして・・・、





床屋  「近頃ァ、客足がにぶくなりましてねぇ・・」


客1   「あぁ、不景気だからなァ・・。客も減ったのかい?」


床屋  「客ァ減らないんですがね・・。回数が減ってます」


客1   「なるほどなァ・・。おれもそうしょうか・・」



    ・・・おい、おい、これじゃぁ藪蛇(やぶへび)だぁね・・・



客2   「おう、たのむョッ。新年だ、さっぱりとやってくんねェ」


床屋  「へい、いらっしゃい。どれっくらいにします・・?」


客2   「そうさなぁ・・、今月ァ、左ィ半分やってくれィ。右ィ半分は翌月回しだ」




       ・・・なんて倹約の仕方もありますようで・・・




床屋  「へい、次のお客さん、どうぞ・・」


客3   「ちょっと待ってくれィ。割り勘に乗ってくる奴が4〜5人揃(そろ)うまでョ」




      ・・・こういうわけの分からない人が来るとやっかいです。
      オヤジ、一生懸命に計算してます・・・




床屋  「近頃ァ、世の中、せち辛くなりましたねえ・・」


客1   「ちげぇねぇ。ゆんべ、金ぇ降ろそうと、近くのATM機のところえ行ったら、
     根こそぎ持って行かれちまった後だった」


床屋  「驚きましたなァ・・」


客2   「うちの会社で開発したATM機を使ったらよかったのに・・」


床屋  「へぇ・・、どんな機械で・・?」


客2   「泥テキやろうが持って行こうとするだろっ・・
     するってェと、機械が大声で『泥ボー、泥ボー』って叫び続けるんだな」


床屋  「へぇ・・、そいつぁ、いいですねぇ・・」


客3   「そんななァ生ぬるいねえ。うちの会社で開発した金庫なんざア・・
     泥テキやろうが持って行こうとするだろっ、するっテェと、金庫が大声で
     『泥ボー、泥ボー』って叫び続ける・・・」


客2   「それじゃあ、同じじゃあねぇか・・」


客3   「その先がちがうんだな。10回ぐらい叫んだところで・・
     突然自爆するってぇ寸法だァ。泥テキもろとも木っ端みじんだな」


床屋  「金庫の中身はどうなるんで・・?」


客3   「さぁ、・・・そいつぁ、今年の開発テーマだナ」




      ・・・ひどいメーカーもあるもんでございます・・・



床屋  「不景気な話ばかりじゃなくて、なんかこう・・
     艶っぽい話ってないですかねえ・・?」


客1   「いい女を振り向かせる薬ってのはどおでェ・・」


床屋  「そんな薬があるんですかい・・?」


客1   「昔から云われてるだろ・・イモリの黒焼きってやつよ。
     こいつの粉を振り掛けると、いい女が惚れてくるってネ」


客2   「粉を振り掛けるなんざァ、旧いねえ・・。おれはスプレーだな。
     じゃこうネコのエキスにスッポンのエキス、それにマムシのエキスを
     加えたやつだ」


床屋  「効くんですかい・・?」


客2   「効くのなんのって、おれのからだを見てみねェ。
     キスマークの地紋ができてらァ」


客3   「そんなもんじゃあ、生ぬるいねえ」


床屋  「もっとすごいのが有るんですかい・・?」


客3   「おれが使ってるやつァ、コウモリのエキスにスカンクのエキス、
     サメとマントヒヒとカバとコブラにサソリと毒蜘蛛(くも)と、
     あと、なんだかわけの分からねぇエキスをごちゃ混ぜにしたやつョ」


床屋  「効くんですかい・・?」


客3   「効くのなんのって、おれのからだを見てみねェ・・。
     骨と皮だけにされちまってらァ」


床屋  「そういうことでしたか。 さっきから、何で骸骨がしゃべってるんか、
     ガテンがいかなかったんでやすが、・・・ははあ、そういうわけで・・」



        ・・・昭和の浮世床でございました・・・




             お後がよろしいようで



人類は、動物から学ぼう

2019-11-11 13:39:16 | 夢と現実のおとぼけバラエティー
いま地球上では、極右政党や極左政党、テロ国家、極皇帝国家などなど ます
ます人類を不幸にしそうな集団で溢れている。
このままでは、ますます人類は不幸になる。
動物学者は、真面目に「人類が取り入れるべき模範となる動物社会」を研究
しなければならない。それが動物学者の責務となりそうだ。