572
注文があったのを忘れていた。
板の上に魚料理や寿司などを盛る料理だ。
板は側面を彫って立体感を出す浮かし彫りにしろとの注文だ。
カミさんが作った料理はもう乗っている。 これから彫刻刀で板の側面を彫り始めた。
3辺を彫ったところだが、もう受け取りに来た。 中学生の息子の同級生だ。
待たせておいて、彫り続ける。 その間、息子が話し相手になって時間稼ぎをしてくれている。
もうすぐ仕上がりだ。 さて、お代はいくら請求したらいいか?
お金は持ってきているのだろうか・・・?
573
打ち上げ花火の仕掛けを準備している。
これとこれの組み合わせでいいかどうか。
試行錯誤している。
574
時代劇の俳優をやっている。
スチール写真を撮影するというので全員集合。
売れっ子のかわいこちゃん女優の頬っぺたにキスしたくなったが、
どうせ女たらしの調子いい奴の唾液で汚染されていそうなのでやめた。
575
コンクリートにボルトをねじ込む方法に成功。
皆の前で披露した。1本、2本、3本・・全部しっかり固定された。
ビクともしない。
576
犬の散歩。 大家さんから犬を何処かに捨ててくるように言われた。
白い雑種の犬だが飼い始めて三年ぐらいになる。
散歩に喜んでついてきた。今日はリードを付けないで放し飼いの状態で出かけた。
途中で犬が何処かに行ったらしく姿を見失った。
きっと自分の運命を悟ったのかもしれない。いとあはれなるかな・・・
散歩から帰っても、とうとう姿を現さなかった。
ひとりで生きて行けるのだろうか? 気になる・・・・・
577
カネノナルキというサボテンを知人からもらった。
高さが2mもありそうだ。
商業ビルの3坪ほどの一室に、他の観葉植物と一緒に展示した。
観に来たどこかのおばちゃんが「和田アキ子さんが育てたサボテンじゃない?」と声に出した。
「えーっ、これが和田アキ子さんの・・?」と他のおばちゃんたちに伝わってゆく。
外出から戻ったカミさんは、そんなことになっているとは知らない。
さて、伝えたほうがいいか?放っておくか?
578
ある中小企業にスカウトされた。
どういう風に仕事を進めていきたいのか社長が聞いてきた。
まず地位は社長の次の次だという。
社長の次は専務?部長?
あまり出しゃばってもいけないから、「課長でいいです」と言った。
社内の整理整頓中に得意先の社長に紹介された。 名刺の受け取りかたでいちゃもんをつけてきた。
くだらないが、相手の会社の製品を褒めることで精一杯ご機嫌取りをして送り出した。
我輩の受け持つセクションは、広報宣伝らしい。
すでに二人の中年女子社員がいる。
この扱いは慎重にやらないといけない・・。
579
抗議行動の民間団体メンバーになっている。
南シナ海での『航行の自由デモ』から戻ってきたばかりだ。
次の行き先はアフリカだという。
580
小学校の運動会の練習をしている。
パレード行進の練習。 曲は「喜びも悲しみも幾歳月」が流れている。
先生も父兄たちも気合を入れて行進している。
生徒たちは講堂で、この歌の練習をしている。
581
運勢占い盤が手元にある。四角い窓が大小2つある。
占いをするには、大きい窓に指を当て円盤を回すらしい。
回転を止めるには、小さい窓に指を当てストップさせる。
すると大きい窓に占いの答えが出るのだそうだ。
回すのは一回だけで、何度もやっては無駄だということだ。
そこで円盤を回転させてみた・・・
582
女房と旅行。 観光地の駅に着いた。
旅館の息子がマイカーで迎えに来た。
どこか変わっている人物だ。
旅館に着いたら「ハイ、タローちゃん荷物を降ろして」と言う。
年配の客に向かってタローちゃんだと・・・。
荷物をクルマから出したまま旅館に入ってしまった。
おいおい、このままじゃ荷物は夜露に濡れてしまうではないか・・・
しょうがないから荷物を手に提げて旅館の玄関に向かう・・
583
海で漁師の仕事をしている。
小さいながらも自分の船だ。
甲板で作業をしていると、どこからともなく
高校時代の初恋の彼女が現れ、「貴方のものが欲しい」と言う。
ここは大海原で何もあげるものは無いと言うと、
「貴方の汗でいい」と言って、我輩に抱きついて顔の汗を舐めた・・・
注文があったのを忘れていた。
板の上に魚料理や寿司などを盛る料理だ。
板は側面を彫って立体感を出す浮かし彫りにしろとの注文だ。
カミさんが作った料理はもう乗っている。 これから彫刻刀で板の側面を彫り始めた。
3辺を彫ったところだが、もう受け取りに来た。 中学生の息子の同級生だ。
待たせておいて、彫り続ける。 その間、息子が話し相手になって時間稼ぎをしてくれている。
もうすぐ仕上がりだ。 さて、お代はいくら請求したらいいか?
お金は持ってきているのだろうか・・・?
573
打ち上げ花火の仕掛けを準備している。
これとこれの組み合わせでいいかどうか。
試行錯誤している。
574
時代劇の俳優をやっている。
スチール写真を撮影するというので全員集合。
売れっ子のかわいこちゃん女優の頬っぺたにキスしたくなったが、
どうせ女たらしの調子いい奴の唾液で汚染されていそうなのでやめた。
575
コンクリートにボルトをねじ込む方法に成功。
皆の前で披露した。1本、2本、3本・・全部しっかり固定された。
ビクともしない。
576
犬の散歩。 大家さんから犬を何処かに捨ててくるように言われた。
白い雑種の犬だが飼い始めて三年ぐらいになる。
散歩に喜んでついてきた。今日はリードを付けないで放し飼いの状態で出かけた。
途中で犬が何処かに行ったらしく姿を見失った。
きっと自分の運命を悟ったのかもしれない。いとあはれなるかな・・・
散歩から帰っても、とうとう姿を現さなかった。
ひとりで生きて行けるのだろうか? 気になる・・・・・
577
カネノナルキというサボテンを知人からもらった。
高さが2mもありそうだ。
商業ビルの3坪ほどの一室に、他の観葉植物と一緒に展示した。
観に来たどこかのおばちゃんが「和田アキ子さんが育てたサボテンじゃない?」と声に出した。
「えーっ、これが和田アキ子さんの・・?」と他のおばちゃんたちに伝わってゆく。
外出から戻ったカミさんは、そんなことになっているとは知らない。
さて、伝えたほうがいいか?放っておくか?
578
ある中小企業にスカウトされた。
どういう風に仕事を進めていきたいのか社長が聞いてきた。
まず地位は社長の次の次だという。
社長の次は専務?部長?
あまり出しゃばってもいけないから、「課長でいいです」と言った。
社内の整理整頓中に得意先の社長に紹介された。 名刺の受け取りかたでいちゃもんをつけてきた。
くだらないが、相手の会社の製品を褒めることで精一杯ご機嫌取りをして送り出した。
我輩の受け持つセクションは、広報宣伝らしい。
すでに二人の中年女子社員がいる。
この扱いは慎重にやらないといけない・・。
579
抗議行動の民間団体メンバーになっている。
南シナ海での『航行の自由デモ』から戻ってきたばかりだ。
次の行き先はアフリカだという。
580
小学校の運動会の練習をしている。
パレード行進の練習。 曲は「喜びも悲しみも幾歳月」が流れている。
先生も父兄たちも気合を入れて行進している。
生徒たちは講堂で、この歌の練習をしている。
581
運勢占い盤が手元にある。四角い窓が大小2つある。
占いをするには、大きい窓に指を当て円盤を回すらしい。
回転を止めるには、小さい窓に指を当てストップさせる。
すると大きい窓に占いの答えが出るのだそうだ。
回すのは一回だけで、何度もやっては無駄だということだ。
そこで円盤を回転させてみた・・・
582
女房と旅行。 観光地の駅に着いた。
旅館の息子がマイカーで迎えに来た。
どこか変わっている人物だ。
旅館に着いたら「ハイ、タローちゃん荷物を降ろして」と言う。
年配の客に向かってタローちゃんだと・・・。
荷物をクルマから出したまま旅館に入ってしまった。
おいおい、このままじゃ荷物は夜露に濡れてしまうではないか・・・
しょうがないから荷物を手に提げて旅館の玄関に向かう・・
583
海で漁師の仕事をしている。
小さいながらも自分の船だ。
甲板で作業をしていると、どこからともなく
高校時代の初恋の彼女が現れ、「貴方のものが欲しい」と言う。
ここは大海原で何もあげるものは無いと言うと、
「貴方の汗でいい」と言って、我輩に抱きついて顔の汗を舐めた・・・