沖縄・台湾友の会

《台湾に興味のある方》《台湾を愛する方》《不治の病・台湾病を患ってしまった方》皆んなで色々語り合いたいものです。

「沖縄独立」中国利する立民

2022-02-15 17:56:35 | 日記
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「沖縄独立」中国利する立民
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         阿比留瑠比 


 この5月に、戦後米国統治下にあった沖縄県は本土復帰50年を迎える。 そんな慶賀すべき年でも、それに水を差すような話は出てくる。昨年の衆 院選で沖縄3区から出馬し、落選した立憲民主党の屋良朝博元衆院議員が 今月4日、自身のフェイスブックに、友人との会話を紹介する形で投稿し た一文がある。

 「最後に笑いながら意見が一致した。『独立したらスッキリするねぇ』」

 屋良氏はまた、「世界には沖縄より小さくても独立している国々はたく さんあるなぁ」とも記した。同日の北京冬季五輪開会式にも言及し、こう つづった。

 「小豆島(香川県)くらいの面積しかない小国の代表が晴れやかに入場 行進している。そんな夢も悪くないか、と思ったりする」

同胞意識の欠如

 屋良氏も、現時点ではあくまで「夢」だとしてはいる。ただ、もしそれ が実現したら、少なくとも尖閣諸島(沖縄県石垣市)はあっという間に中 国に占領されるだろう。

 独立が米軍撤退とセットであるならば、沖縄本島も近い将来、中国にの み込まれるのではないか。そうなったとき、果たして誰にとって幸福だろ うか・・・。

 沖縄独立論をめぐっては、立民の前身である民主党政権の菅(かん)直人 内閣時代にもこんなことがあった。民主党の喜納昌吉参院議員(当時)が 著書『沖縄の自己決定権』の中で、鳩山由紀夫内閣の副総理兼国家戦略担 当相だった菅氏が政権交代後、喜納氏に独自の沖縄独立論を語っていたこ とを暴露したのだった。

 それによると、喜納氏が「沖縄問題よろしくね」と言ったところ、菅氏 はこんな本音を漏らした。

 「沖縄問題は重くてどうしようもない。基地問題はどうにもならない。 もうタッチしたくない。もう沖縄は独立したほうがいい」

 政権の中枢にいる政治家として無責任極まる発言だが、喜納氏はむしろ 歓迎する文脈でこのエピソードを紹介していた。

 そこで菅内閣の仙谷由人官房長官に記者会見で本紙記者がただしたとこ ろ、仙谷氏はこうごまかした。

 「(喜納氏の著書のような)検証しようのない伝聞証拠は、刑事訴訟法 で言えば証拠能力がない」

 当時、民主党の沖縄選出議員は日本国に帰属意識が薄く、政権中枢側も 沖縄県民に同胞意識を覚えていないのかとがくぜんとした。それが屋良氏 の今回の投稿と重なってみえる。

 筆者は沖縄県の本土復帰25年の平成9年頃に沖縄に出張した際、地元紙 の投書欄で読んだ投稿記事を覚えている。米国統治時代、本土から訪れた 社会党議員団を歓迎する県民に対し、議員側が「日本語がお上手ですね」 と述べたのを聞き、同胞だと思っていなかったのかとショックを受けたと いった内容だった。

運動への支援指摘

 本誌パリ支局の三井美奈記者は昨年10月、フランス軍事学校戦略研究所 (IRSEM)がまとめた世界で影響力拡大を狙う中国の戦略に関する報 告書について報じていた。

 報告書は、沖縄住民には日本政府への複雑な気持ちが残り、米軍基地へ の反発も強いため、中国にとって利用しやすい環境にあると指摘した。中 国が独立派を招き学術交流を促したり、中国人が米軍基地周辺で不動産投 資を進めたりなどの動きがあると列記した。

 また、中国は独立派と同様に憲法9条改正反対運動や、米軍基地への抗 議運動を支援しているとも指摘した。立民の姿勢は、そんな中国を利し、 国民の分断を深めてはいないか。


イスラエルがイラン核施設を空爆したと仮定して   サウジ、イラン、湾岸諸国、そして米露中はいかに反応するか

2022-02-15 17:47:14 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和四年(2022)2月15日(火曜日)弐
    通巻7220号
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 イスラエルがイラン核施設を空爆したと仮定して
  サウジ、イラン、湾岸諸国、そして米露中はいかに反応するか
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 世界のメディアはウクライナに注目している。
偵察衛星はロシア軍の動き、配置などを把握し、侵攻が近いと予測しているが、ウクライナ国内で侵攻するロシアのハイブリッド作戦は目に見えないから、報道がない。
すでにハッカー攻撃、フェイクニュースなどロシアのハイブリッド作戦は進行中だ。

そのうえ、ロシアの第五列はすでに首都キエフや第二の都市=オデッサへ潜入し、開戦となればインフラの破壊工作を始める。ガス、水道、電気のインフラが止まれば、社会は痲痺する。

 他方、ウィーンではイランとの核合意交渉が大詰めにきた。
まもなく最終合意に到るという観測が欧州の外交筋であがっている。イスラエルは会議のゆくえを注視している。

 合意がなされた場合、イスラエルがイラン核施設を空爆するシナリオは遠のくだろう。
しかし交渉が決裂すれば、イスラエルの空爆は可能性がたかまるし、イスラエル国防軍は「いつでも出撃できる態勢にある」としている。

 ウィキストラントというシミュレーション専門コンサルタントは、世界13ヶ国、31人の専門家を集めて、オンライン会談を行い次のシナリオを提示した(エルサレムポスト、2022年2月14日)。

(1) 空爆が成功した場合、サウジアラビア、湾岸諸国はイスラエルとの外交関係を強化する方向に歩むだろう。とくにサウジは国交回復も射程にいれている。
また報復を考えるイランは北朝鮮のように秘密裡の核開発を潜行させることになるだろう。

(2)空爆が失敗に終わった場合、サウジアラビアなどはイスラエルとの関係を冷却化させ、とくにサウジは独自の核武装計画を進めることになるだろう。
 米国議会はイスラエル支援の立場を変えないがEU諸国は複雑に反応し、またロシアはイスラエルとの軍事協力を強化する可能性がある。

 すでにサウジにもイスラエルにも武器を売買し、イランとも密接な軍事協力をしてきした中国が、つぎにいかなる鵺的な行動にでるか。

ウクライナから大量のユダヤ人が出国した   オデッサからイスラエルへの帰国便は満員

2022-02-15 17:38:22 | 日記
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
  令和四年(2022)2月15日(火曜日)
   通巻7219号  <前日発行>
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 ウクライナから大量のユダヤ人が出国した
  オデッサからイスラエルへの帰国便は満員