畑ではカボチャがいくつも花をつけていたのに、雄花ばっかりで、とうとう一個も実をつけませんでした。
だから、というわけじゃありませんが、かぼちゃバッグを作りました。
パッチワークの教室で、「これたくさん入るし、運転してる時中身が取りやすいからいいのよ~」と、教室の先輩が言うので、私も作ってみました。
ぷくっとして、カワイイでしょ?
でもよ~く考えたら私、運転中にカバンの中身を出すなんて場面、ある?
ないよ!それ、よ~く考えなくてもわかるでしょ。
それに、持ち歩くにしても、私はカバンをブンブン振り回すので、こんな形じゃ中身をまき散らして、拾うのに大忙し…ってな事にもなりかねない。
けっこう気に入ってる柄なので、いっそのこと部屋に置いてインテリアにしちゃおう。
そうそう、化粧バッグってのはどう?
私が結婚した1980年前後は、まだ一般的に“ヨメイリ道具”を持たされて嫁入りをしたもので、タンスや布団の他、うちの新居は六畳一間だったにもかかわらず、一枚5~6センチの厚みはあろう、お客用の座布団5枚組や、結婚した当初、化粧水すら持っていなかったのに、たいそうなドレッサーまで付いてきた。 新居が広い狭いには関係無く、「置く所無くたって、これが“ヨメイリ道具”ってもんよ」的に。
テーブルで化粧をする私には、場所ばかり食うドレッサーは無用になり、いつの頃か大型ゴミになりました。
先日、新聞屋さんがくれた小冊子に、こんな絵が載っていた。
日本には昔から小さくてもちゃんと機能的な道具があって、こじんまりした家に住む私には、ドレッサーよりこんな鏡台の方がしっくりするでしょう。 …が、高くて買えそうもないので、このかぼちゃバッグを私なりのお化粧道具入れにしました。
かぼちゃバッグは中身がたくさん入るんだけど、その分ゴチャゴチャになるので、余った布でバッグインバッグを作ってみました。
口紅やアイライナーが取りやすいように、周りにポケットを付けました。
こんな風に周りには小物を挿します。
カボチャバッグには化粧水や鏡を入れて、なおかつこのミニバッグを入れるとこうなります。
横から見たら、中身は見えません。
自分なりに使いやすく出来るのが手作りの良さですね。便利便利。
で、今制作中の作品をチラ見せしちゃう。(途中だから出し惜しみしてわざと写真は小さくしました、)
ワンコのタペストリー。 やっとパッチワーク(生地をつなぐ)が終わって、これからキルト。完成したら大きく載せます。