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東京は7月13日が、お盆の入りです。
我が家の家族を祀ってある仏壇も、お盆の精霊棚を整えねば!
(・・・前日でいいんだろうか?
)
さて、準備を・・・・
お供えセット(マコモの敷物・マコモ縄・おがらの牛と馬・お箸・迎え火送り火用の麻がら)・・・880円也。
ほおづき1本・・・598円也。
その他、お花、御菓子。
(果物は例の如く、お中元の頂き物が、食べ切れない程あります
)
あとは、追って、お米や、賽の目のキュウリやナス。
私は、ごく近年、身近な家族を亡くす迄、お盆やお彼岸や法事のしきたりを
あまりよく知らずに生きて来まして、
今思うと、かなりの無作法をやらかして来た事を、恥じるばかりです。
田舎の祖母宅で、お盆にやっていた事を思い起こしても、
子供用の提灯に灯を入れてもらって、お墓からそぉーっと歩いて家に戻った位で、
なんとなくおごそかな雰囲気しか記憶にありません。
自分が先祖代々の仏壇をあずかる身になり、2年前、母の初盆を迎え、どうしたら良いのか・・・んー・・
こういう場合、インターネットの検索とは便利なもので、とにかくあちこち見て、
なんとか精霊棚のしつらえを整えました。
当家、真言宗でございます。
祖母の家では見た記憶がなかったのですが、ネットで見ると、ほおずきを吊るすというのがあり、
スーパーに出向いてみたら、確かに、枝付きの立派なほおずきが売られておりました。
それを仏壇の左右の折り畳まれた扉の上に渡し掛けてみると、
仏壇が祭りの会場のような雰囲気になりました。
ほおずき=鬼灯、これはご先祖様達が家に戻る時に目印となる、赤い提灯を表すそうです。
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どっちが馬で、どっちが牛なんだか・・・ 尻尾で見分ける??
実は、昨年のお盆の日の私はブログには、当時の心配事が、ありのままに記されているのですが、
今、読み返すと、この一年で、自分の気持ちの整理がついてきた事を感じます。
少し前に、父方の祖母の17回忌があり、伯母や従姉妹に、色々と相談方々、お願いをしました。
もし私がいなくなったら、仏壇やお位牌は、供養して焚き上げてもらう事。
お墓は都営霊園で、継承者がいなくなると、共同墓地に入れられてしまう為、
私が動けるうちに、祖父母の故郷近くの樹木葬をしてくれる所に、
みんな移そうと考えているが、それについてどう思うか。
樹木葬というのは、布袋に入れたお骨を土に埋め、墓石の代わりに樹を植えるというもので、
ある意味、後の管理の必要がありません。
元々、私自身は土に還るという事を願っているので、この樹木葬は理想的でもあります。
幸いにも、伯母も従姉妹達も賛成してくれたので、一番の心配事がすっきりした感じです。
お墓やお仏壇の継承を巡って、少子化のこの時代、その為に、結婚できない人が出そうで、ちょっと心配です。
せめてものアドバイスは、やたらお墓を増やさない事。
なんだか本末転倒の話、時々、耳にしますので・・・私自身の事も含めて・・・
歳時は形からでも、そのうち意味も理解する
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先日植えた、千日紅がよく育ってくれて、仏壇にも供えました。ドライにもなり、へこたれにくいです。
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東急ハンズで仕入れた秘密兵器!「溶けない氷」(水の入ったプラスティックを凍らせて使う)
飲み物はあまり冷えませんが、花瓶に入れておくと、切り花が長持ちします。
我が家の家族を祀ってある仏壇も、お盆の精霊棚を整えねば!
(・・・前日でいいんだろうか?

さて、準備を・・・・
お供えセット(マコモの敷物・マコモ縄・おがらの牛と馬・お箸・迎え火送り火用の麻がら)・・・880円也。
ほおづき1本・・・598円也。
その他、お花、御菓子。
(果物は例の如く、お中元の頂き物が、食べ切れない程あります

あとは、追って、お米や、賽の目のキュウリやナス。
私は、ごく近年、身近な家族を亡くす迄、お盆やお彼岸や法事のしきたりを
あまりよく知らずに生きて来まして、
今思うと、かなりの無作法をやらかして来た事を、恥じるばかりです。
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田舎の祖母宅で、お盆にやっていた事を思い起こしても、
子供用の提灯に灯を入れてもらって、お墓からそぉーっと歩いて家に戻った位で、
なんとなくおごそかな雰囲気しか記憶にありません。
自分が先祖代々の仏壇をあずかる身になり、2年前、母の初盆を迎え、どうしたら良いのか・・・んー・・

こういう場合、インターネットの検索とは便利なもので、とにかくあちこち見て、
なんとか精霊棚のしつらえを整えました。
当家、真言宗でございます。
祖母の家では見た記憶がなかったのですが、ネットで見ると、ほおずきを吊るすというのがあり、
スーパーに出向いてみたら、確かに、枝付きの立派なほおずきが売られておりました。
それを仏壇の左右の折り畳まれた扉の上に渡し掛けてみると、
仏壇が祭りの会場のような雰囲気になりました。
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ほおずき=鬼灯、これはご先祖様達が家に戻る時に目印となる、赤い提灯を表すそうです。
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どっちが馬で、どっちが牛なんだか・・・ 尻尾で見分ける??
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実は、昨年のお盆の日の私はブログには、当時の心配事が、ありのままに記されているのですが、
今、読み返すと、この一年で、自分の気持ちの整理がついてきた事を感じます。

少し前に、父方の祖母の17回忌があり、伯母や従姉妹に、色々と相談方々、お願いをしました。
もし私がいなくなったら、仏壇やお位牌は、供養して焚き上げてもらう事。
お墓は都営霊園で、継承者がいなくなると、共同墓地に入れられてしまう為、
私が動けるうちに、祖父母の故郷近くの樹木葬をしてくれる所に、
みんな移そうと考えているが、それについてどう思うか。
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樹木葬というのは、布袋に入れたお骨を土に埋め、墓石の代わりに樹を植えるというもので、
ある意味、後の管理の必要がありません。
元々、私自身は土に還るという事を願っているので、この樹木葬は理想的でもあります。
幸いにも、伯母も従姉妹達も賛成してくれたので、一番の心配事がすっきりした感じです。
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お墓やお仏壇の継承を巡って、少子化のこの時代、その為に、結婚できない人が出そうで、ちょっと心配です。
せめてものアドバイスは、やたらお墓を増やさない事。
なんだか本末転倒の話、時々、耳にしますので・・・私自身の事も含めて・・・
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先日植えた、千日紅がよく育ってくれて、仏壇にも供えました。ドライにもなり、へこたれにくいです。
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東急ハンズで仕入れた秘密兵器!「溶けない氷」(水の入ったプラスティックを凍らせて使う)
飲み物はあまり冷えませんが、花瓶に入れておくと、切り花が長持ちします。
送り火の日は東京にいられずに、半端なお盆になってしまったのですが、まぁ、みんな許してくれたでしょ(何の根拠もないけど)
うちのお墓もお寺にあったら、永代供養という事を考えたかも知れません。
都営霊園は、5年間、使用料を払わないと、撤去されてしまうし、
夫も子供もいないので、私が指定した人でないと、継承出来ないという、
ややこしい問題があります。
海への散骨は有名ですが、山もあるのを知り、それから樹木葬というところに辿り尽きました。
それぞれの考えた方もあると思うけれど、これからの時代、増えていくのでしないかと思っています。
りっぱなお仏壇ですね。
馬や牛さんは茄子に4本足(おがらで)を刺す
の可愛いですよね。
ああ~
はづきも、深刻な問題です
木樹葬って、初めて聞きました
永代供養を考えていましたが
それも、頭に入れておこうと思いました
いいこと教えてもらいました
ありがとう
今、仕事が忙しくもあり、夏バテ気味でもあり、
この先も、こんな調子で行くと思いますが、どうかご容赦いただければ幸いです。
これからの時代、婚家と実家の両方をみていく人、きっと増えて行くのでしょうね。
私には兄がいたので、自分が背負う事など、まったく意識外だったのですが、
若くして逝ってしまい、突然あわてた次第です。
家族を看取る過程で、その生きる事への意欲みたいなものを目の当たりにしました。
きちんと人生を全うした先人の凄さを思い、敬いの気持ちで供養をしています。
>変わらないことは、変わりつづけるということ
そう思います。そして、簡単な事ではない、とも。
なんとなく、1人で暮らしていると、いざという時に、極力まわりにかける迷惑を減らしておく事が、
優先事項になってきます。
みんなは、今から気に病むのは早過ぎると言うけれど、
いつ何が起こるか判らないし、何か起った時には、自分は動けないというのを、
何度も見て来たので、どうしてもね。
そこをクリアしたら、この先の人生、落ち着いてのびのび生きていけそうな気がしています。
自分の宗教観と一番近い在来宗教は、たぶん神道だと思います。
ちなみに、我が家には神社のお札もあり、実家も事務所も神棚があります。
宗教の基本は自然崇拝であり、森羅万象が敬われるべきものだと、
世界のあちこちを旅しているうちに、そんな思いが強くなりました。
この宗教観は、おそらく一生ぶれる事がないと思います。
どうも、世の中、私利私欲の為に、教義がねじ曲げられている宗教まがいが多過ぎますね。
家長制度が尊重されなくなったこの時代、長女である事は、
そんなに気にしなくてもいいのではないかと、私は思いますよ。
それよりも、親や祖父母よりもその前のご先祖様達あっての今の自分、と思う節目として、
お盆の意義を感じています。
とりあえず、祖母がこの仏壇をとても大切にしていたのを、見て来ているので、
なんとかしなくちゃなー・・という思い、それが一番ですかね。
少しでも、心休まるのであれば、それは無作法ではないですよ、きっと。
きっと、みんなで見守ってくれているんでしょうね。
恥じないように頑張ってとかよりは、少し甘えて、ゆるゆるした方が、きっとご先祖様達も、ほっとしてくれると思いますよ。
ちゃんと出来ているかどうかは怪しいですが、まぁ、「気は心」ってヤツです。
実家でも、キュウリの馬とナスの牛でしたが、昼間締め切りのマンションでは、かなり危険~!
お盆飾りセットにおがら製のが入っていたのをこれ幸いと、飾りました。
初盆は家族が買う白提灯で1回限り、以降は、縁者から頂いた
柄物の提灯を毎年出して使って行くと聞きました。(自分で買ってもいい筈)
うちも兄や父の時に頂いた柄物の提灯が実家にある筈なのですが、
探しきれずに、とりあえずお盆の間は、仏壇備え付けの行灯を点けて、提灯代わりとしています。
迎え火・送り火は、バケツにお水を用意して、ベランダに灰皿を置き、少しだけおがらを焚きました。
風ですぐに消えちゃいますが・・・これも気は心。
こういう事は、お年寄りが若い人に教え継いでいかないと、なかなか覚えませんよね。
案外、お姑さんが、お嫁さんに教え込むっていうのが、一番伝わりそうな気がします。
昔と違って、核家族になった現代、仏壇のないお家も多いでしょうし
(うちの実家も私がいた頃はありませんでしたし、お寺の檀家にもなっていませんでした)、
なかなかピンとこないですよね。
私も仏壇を背負ってみて、初めて色んな事を調べて、その言われも含めて知った次第です。
そういう意味じゃ、インターネット、ありがたい事です。
今の時代、こういう事は、必要に迫られないと、身につかない気がします。
祖父が次男だった為、うちの両親も、お寺さんと付き合いのある生活をしておらず、
祖母宅から仏壇を引き取った時、けっこう大騒ぎをして、周囲に聞いて、お盆のしつらえをしていたようです。
継承、とりあえず、お子さんより、お孫さん(いるのかな?)にしておくのが良いのでは?
色々と大変な時期、ありましたね。
供養は、宗教も、親戚もなく、自分自身がどうしてあげたいかではないかと思っています。
うちの兄が亡くなった後、彼ら夫婦が入信していた新興宗教の事で、
うちの両親と兄嫁の間で、大もめになり、その後、供養はおのおのが自分のやりたいようにやっています。
今は、まったく縁も切れました。正直、気持ちはすっきりです。
Nobeさんの複雑なお気持ちも、なんとなくわかります。
宗教は、自分がその内容に共感なり惹かれるものがなければ、
無理してやる必要はないと、私は思っていますよ。
宗教は方法論であって、供養は気持ちだとも思いますが、どうかしら?
あー、いますねぇ、そういう方。
家長制度のややこしい部分だけを引きずっていたりして。
「家」としての威厳なのか、どこか生前にできなかった後ろめたさなのか・・・
でも実は、私も少しそんな感じです。
でも、万事は「思う心」だと思っています。
「千の風になって」とか、江原さんの言う所の、お墓に魂はいない・・という意識で、
最近、お墓への考え方が、少しづつ変わっているような気がしています。
千日紅の恋人・・・さりげないけれど、意外と目立つ花です。
なんとなく象徴的ですね。
生前の世話については手を貸さず、死んだとたんにお墓やら法事などに口うるさくなり、先祖がどうこうとこだわる男性がよくいるので。
つい、愚痴ってしまいました。
逝った人を想って、しみじみとほおづきなどに思いを託すのは、素敵なことだと思います。
>やたらお墓を増やさない
私はそう思いますね。だけどこのあたりの問題になると男性と女性とでもかなり考え方が違うようです。
そんなに儀式にこだわるなら、生前にもっとつくしてあげればよかったのに、なんて愚痴りたくなったりします。
「千日紅の恋人」という小説を最近読みました。
ちょっとできすぎのストーリーだったけど楽しかったですよ。
よくわかります。
私は今年新盆になりますが、する気は一切ありません。でも、いろいろ考えるとこがあるんですが、ウチの場合は親戚一同が反対するのが目に見えてます。母の納骨でも揉めたくらいですから・・・私の意見は聞いてはくれません。
今、考えると自分の考えをしっかり通せばよかったと後悔しています。
無宗教なのになんで・・・と思ってもいます。
翠さんは後悔せずに動いて下さい。
我が家は、仏壇も神棚もありません。
仏壇は長男が継承しています。
先祖代々の供養は我が家では執り行いません。
自分は実家で迎い火も送り火も、仏壇の飾りつけも行いましたから分かります。
でも、我が家の息子達は遠い過去かも。
歴史有る伝統が段々伝承されなくなるのを肌で感じました。
子供の頃から見てきているはずなのに
日本を離れて長いせいか、お盆のことが全く思い出せません。。。
ちょっと情けない気持ちになりました。
翠さんは本当によく後々のこともちゃんと考えてられていますね。
私は行き当たりばったりな性格なので、見習わなければと思います。
raのところでは、なすときゅうりにおがらをさして馬と牛にするのよ。
それと、お仏壇の〇〇からはさんざん盆提灯を買え!と案内が来ます。
新盆の時は買いましたが、あとはやったりやらなかったり…
今はね、まだ実家がそのままあるので玄関先で迎え火・送り火を焚く事が出来ますが、
ra達のマンションでやる事になったらどうしよう!
ベランダで焚いたらまずいわよね
あの世からは近い気もするけど
父の命日も8日でしたので郷里に来てます。
只今、不作法ながら仏間でお昼寝ちゅう。
こちらに来てからの体調不良の乱高下激しく、郵便や電話で連絡してみましたが、なしのつぶて。
死にたくなくて、お仏壇の前で般若心経&お数珠や御守りも持って、
亡父やご先祖様に見守られてお昼寝です。
私は長女ですけど、実は父の仏壇も妹に任せっきりです。
私が不安定な生活だったのと、妹が父っ子だった事もあり、
自然の流れで。
う~ん。。やっぱりこのままじゃ、色々といけないかなと、
翠さんのブログで改めて思いました。
ほおずきの灯、本当に提灯みたいです。
>お盆の精霊棚を整えねば!
ここ会津(福島県内)では仏壇にお盆の精霊棚。かつては盆だなを(仏壇ではなく)作る風習がありました。福島県も中通り地方では今でも盆だなを作るところが多い様です。
真言宗も2つの宗派、大谷派と豊山派があってややこしいですね。他の宗派(仏教・仏様)も沢山の宗派があります。神道(神様)は日本古来の宗教で世界中のあらゆる宗教の大元である説があります。 太陽信仰、自然崇拝。私は宗教家(敬謙な信者)ではありませんがおひとりさまとなった今、13代目の私で300年以上続いた当家の締めくくりをせねばなりませんが具体的にはどう締めくくるかは....。翠さんは偉い! 先祖供養は大切ですネ。今年は昨年暮れ他界した母の新盆です。(私の家は神道です)
私も実家も婚家も絶家(子供いないの)なので、私がある程度、始末というか片付けをして、終わろうとは思っています。
でも、その時が来るまでは適当に流してますよ♪
今日は祖母と叔父の家の掃除をしました。懐かしい思い出がある家ですが、「変わらないことは、変わりつづけるということ」諸行無常ですからね。
あまり、こだわらずに今から明日を見つめていこうと思っています。
肉体は有限ですが、心は無限ですもの♪