暑中お見舞い申し上げます
しっかし、毎日、とてつもない暑さですねぇ。
実のところ、私は気温の変化に弱い、軟弱者でありまして、
ほら、いるでしょ、朝礼で真っ青な顔して、途中で保健室に行く子・・・
まさにそれでありました。
恥ずかしながら、どうも自律神経があまりよく働かないようで、
極暑の外と冷房の効いた屋内との出入りを繰り返すと、
微熱が出て、なかなか下がらないと言う状態に陥ってしまうのです。
この冷房病、軽いの重いの、何度かなっているのですが、
ドクターストップで仕事を降りたり、留学先から帰国しなければならなくなったり、
今に思うと、自らの不摂生で、随分とチャンスを逃してしまいました。
それ以来、強冷房からは逃れるようにして、なるべく扇風機で過ごすようにしているのですが、
さすがにこの夏は、熱中症になりそうなので、冷房の中へ。
要は、外に出た時との温度の急変させないようにすれば良い訳です。
外気との差が5℃以上あると、身体の負担が大きいそうで、
我が家の本日の冷房設定温度、30℃。扇風機も併用すれば、暑い事はありません。
さて、こう暑いと、料理をする気も失せ(いや、暑くなくてもしたくない!?)、
作る時には、まとめて作って、次回の食事は簡単に、と思うわけで、
久々に翠家の夏の定番を作ってみました。
子供の頃は、自分の家の習慣は、世の中のスタンダードだと、まったく疑いもしなかったのですが、
大人になって、まわりを見回すと、どうも我が家はフツーではなかったと、
初めて気づいて、意外に思ったのが、そうめんの汁の事でした。
ほとんど料理をしない母が、なぜかこれだけは作ると言った、不思議な一品です。
名付けて・・・「鶏そうめん」
<材料 2-3人分>
鶏の挽肉・・・ 150g位
干し椎茸 ・・・2-3枚 (水で戻して、薄くスライス)
そうめん・・・適当
麺つゆ・・・・濃縮タイプを適当 (もしくは、醤油・出汁・酒・みりん)
ごま油・・・・少し
生姜・・・・・ひとかけを擂り下ろす
薬味・・・・・適量 (お好みで、シソ・ネギ・ミョウガ・生姜など)(七味やラー油もいいかも)
のり・・・・・あれば、もみのりにする
鶏の挽肉を生姜と共にそぼろに炒る。(焦げ付く鍋であれば、先に少量の油を)
鶏の挽肉が火が通って白くなったら、椎茸のスライスを入れて、更に炒める。
麺つゆを入れ、全体になじんだら、椎茸の戻し汁を入れ、煮込む。ちょっと塩っぱめ。
仕上げに、ごま油をひと垂らし。
素麺を茹でたら、鶏のつけ汁も器に盛りつけ、塩加減の調節は水を加える。
あとはお好みで、夏野菜(今日は蒸しナス)を付け合わせて、もみ海苔や薬味と共に食します。
冷やして食べる場合は、かなり濃いめに作って氷水を加えるか、冷蔵庫で冷やして下さい。
但し、鶏の脂肪分が固まりますので、それを取り除かないと、口当たりは宜しくありません。
私は、ぬるい汁の方が、おいしいと思うのですが。
世の中、そうめんを食べる時には、鶏のつけ汁と共に食べるものだと思い込んでいた幼い日。
しかし、友達の誰の家でご馳走になっても、おそうめんの汁に鶏肉は入っていず、
更に、お蕎麦屋さんのそうめんには、キュウリや缶詰のみかんやスイカが入っているのを知った時の驚愕!
どうも翠家のそうめん汁は特殊だと思いつつ、まぁ、おいしいので、さして気にせず食べていたのですが、
ある時、これとかなり酷似したものに出会いました。
元夫の故郷の、小さなお店で、この時は本当にびっくりしました。
母の出身は大分。元夫の故郷も九州の北の方。
それなりに近い食文化圏で、この鶏そうめんは、郷土料理の1つだったんでしょうね、たぶん。
(ホント!? 九州の方、ご存知ないですか?)
そうめんだと、不足しがちなたんぱく質も頂けるし、薬味や野菜や海苔を加えて、
なかなかの栄養バランスかと思います。
鶏と干し椎茸と麺つゆと、トリプルの出汁で旨味もたっぷり。
もちろん、まとめて作って冷凍もOKです。
バテバテの夏、鶏そうめんで、栄養補給、いかがでしょうか?
どうか、みなさま、お身体ご自愛の程。
しっかし、毎日、とてつもない暑さですねぇ。
実のところ、私は気温の変化に弱い、軟弱者でありまして、
ほら、いるでしょ、朝礼で真っ青な顔して、途中で保健室に行く子・・・
まさにそれでありました。
恥ずかしながら、どうも自律神経があまりよく働かないようで、
極暑の外と冷房の効いた屋内との出入りを繰り返すと、
微熱が出て、なかなか下がらないと言う状態に陥ってしまうのです。
この冷房病、軽いの重いの、何度かなっているのですが、
ドクターストップで仕事を降りたり、留学先から帰国しなければならなくなったり、
今に思うと、自らの不摂生で、随分とチャンスを逃してしまいました。
それ以来、強冷房からは逃れるようにして、なるべく扇風機で過ごすようにしているのですが、
さすがにこの夏は、熱中症になりそうなので、冷房の中へ。
要は、外に出た時との温度の急変させないようにすれば良い訳です。
外気との差が5℃以上あると、身体の負担が大きいそうで、
我が家の本日の冷房設定温度、30℃。扇風機も併用すれば、暑い事はありません。
さて、こう暑いと、料理をする気も失せ(いや、暑くなくてもしたくない!?)、
作る時には、まとめて作って、次回の食事は簡単に、と思うわけで、
久々に翠家の夏の定番を作ってみました。
子供の頃は、自分の家の習慣は、世の中のスタンダードだと、まったく疑いもしなかったのですが、
大人になって、まわりを見回すと、どうも我が家はフツーではなかったと、
初めて気づいて、意外に思ったのが、そうめんの汁の事でした。
ほとんど料理をしない母が、なぜかこれだけは作ると言った、不思議な一品です。
名付けて・・・「鶏そうめん」
<材料 2-3人分>
鶏の挽肉・・・ 150g位
干し椎茸 ・・・2-3枚 (水で戻して、薄くスライス)
そうめん・・・適当
麺つゆ・・・・濃縮タイプを適当 (もしくは、醤油・出汁・酒・みりん)
ごま油・・・・少し
生姜・・・・・ひとかけを擂り下ろす
薬味・・・・・適量 (お好みで、シソ・ネギ・ミョウガ・生姜など)(七味やラー油もいいかも)
のり・・・・・あれば、もみのりにする
鶏の挽肉を生姜と共にそぼろに炒る。(焦げ付く鍋であれば、先に少量の油を)
鶏の挽肉が火が通って白くなったら、椎茸のスライスを入れて、更に炒める。
麺つゆを入れ、全体になじんだら、椎茸の戻し汁を入れ、煮込む。ちょっと塩っぱめ。
仕上げに、ごま油をひと垂らし。
素麺を茹でたら、鶏のつけ汁も器に盛りつけ、塩加減の調節は水を加える。
あとはお好みで、夏野菜(今日は蒸しナス)を付け合わせて、もみ海苔や薬味と共に食します。
冷やして食べる場合は、かなり濃いめに作って氷水を加えるか、冷蔵庫で冷やして下さい。
但し、鶏の脂肪分が固まりますので、それを取り除かないと、口当たりは宜しくありません。
私は、ぬるい汁の方が、おいしいと思うのですが。
世の中、そうめんを食べる時には、鶏のつけ汁と共に食べるものだと思い込んでいた幼い日。
しかし、友達の誰の家でご馳走になっても、おそうめんの汁に鶏肉は入っていず、
更に、お蕎麦屋さんのそうめんには、キュウリや缶詰のみかんやスイカが入っているのを知った時の驚愕!
どうも翠家のそうめん汁は特殊だと思いつつ、まぁ、おいしいので、さして気にせず食べていたのですが、
ある時、これとかなり酷似したものに出会いました。
元夫の故郷の、小さなお店で、この時は本当にびっくりしました。
母の出身は大分。元夫の故郷も九州の北の方。
それなりに近い食文化圏で、この鶏そうめんは、郷土料理の1つだったんでしょうね、たぶん。
(ホント!? 九州の方、ご存知ないですか?)
そうめんだと、不足しがちなたんぱく質も頂けるし、薬味や野菜や海苔を加えて、
なかなかの栄養バランスかと思います。
鶏と干し椎茸と麺つゆと、トリプルの出汁で旨味もたっぷり。
もちろん、まとめて作って冷凍もOKです。
バテバテの夏、鶏そうめんで、栄養補給、いかがでしょうか?
どうか、みなさま、お身体ご自愛の程。
私もQ州ですが(中西部)、鶏そうめんも、冷や汁も見たことがないです。
おそうめんは、基本、素そうめん(?)で、
時々、冷やし中華風に、具材を乗せてぶっかけそうめんを食べていましたよ。
こちらの人がみんな不思議がるのは、残ったおそうめんは翌朝のお味噌汁の実になっていました。
お父さんが私と同郷だという子に、
「お味噌汁におそうめん入れるって本当ですか?」と
聞かれたので、うちだけではないようです。
ナスとおそうめんのの組み合わせが好きでした。
今ならミョウガもいいなぁ。
お味噌汁用に、最初から短いおそうめんも売っていましたよ。
Q州の中でもO県、特に沿岸部は、瀬戸内文化圏に含まれるので、
他県とはちょっと文化的には異なる部分が多いと思います。
言葉が似ているのは、長崎、佐賀、福岡、熊本/
薩摩以外の鹿児島、宮崎/
鹿児島の旧島津藩は意図あって言葉を変えているのでどことも違うし、
大分も内陸の方は他県とやや似ているようですが、沿岸部はちょっと違うみたいです。
私見ですけど。
それにしても、おいしそうですね。
栄養のバランスも良さそうだし。
今度まねしてみようかな?
soraさんは、九州ご出身でしたか!
元夫の郷は、長崎県の離島ですが、冷え汁もあり、
初めてその味と出会った時には、かなり感激した事を覚えています。
それから、おそうめんもみそ汁に入れる習慣(確かにナスが一番美味しい!)もありました。
ひとくちに九州といっても、食文化は多彩ですね。
この鶏そうめんは、おそばやさんのメニューにある、
鴨せいろの味に一番近いんじゃないかと思います。
ズルっと、のどごしもよいので、夏場はオススメですよ!
もうすでに飽きていました。
このおつゆ、出汁が効いてとっても美味しそう!
確か田舎の方では、茄子入りのめんつゆもありました。
私も休日に、大量に料理をする日常なので、
ストック出来るのっていいですよね。
多分、私なんかより数倍もデリケートな翠さん。
この夏も厳しい暑さですが、温度管理、体調管理と、
気をつけてお過ごしください。
でも濃い目の味付けが九州らしい。
父の大分の家にいくと必ず飼っている鶏を一羽つぶして足の先から首根っこまで料理に登場したのを覚えています。
母が佐賀だったのでおそらく、我が家では大分の鶏そうめん習慣は打ち消されたのかもしれませんね~
子供の頃のそうめん汁としては、これの他に、胡麻味噌だれも時々登場しましたよ。
それも、ぐぐっと美味しかったです。
1人暮らしだと、まとめて作って冷凍して、同じ物を食べ続けるのを避けるか、
これが命題ですかね。
それでも、簡単で自分の食べたい物が中心になるので、
どうもバラエティーさに欠けている感じが。
デリケートなんて、とんでもないっす。
ぐうたら病で身体が軟弱化しちゃっているんです。
秋になったら、もちょっと運動しないとマズいですね。
るちぃるさんも、暑さの中の通勤、気をつけて下さいネ。
やくさん、いつもありがとうございます!
実は、母は大分生まれではなく、祖父母は長野人でありまして、
幼少時に移り住んだので、これが大分の味なのかどうかは、
まったくわからずです。
ただ、元夫の郷は、呼子から船で数十分の距離でしたから、
やっぱり九州の味なのかなー・・と。
鶏をつぶすって、子供の頃は、結構なカルチャーショックだったのではないですか?
子供の頃、千葉の知り合い宅で目撃して以来、
ケンタッキーの登場まで、鶏は食べられなくなってました。
今考えれば、贅沢なおもてなしなのですけどね。
通りで疲れたわけだ。。。
鶏そうめん、美味しそう!
レシピメモしました。早速作ってみます~
うちの素麺はいつも氷水に浸かった状態で食卓に出ていました。
なので初めてよそのお家で素麺を見たときはちょっと衝撃的でしたね。
まーでもその方がつけだれが薄まらなくていいなとは思いましたが。(^^;
その後、ナナちゃんたちは元気にしてますか?
外気との差20℃!!
それは身体のストレス、ハンパじゃなさそうですね。
アメリカの強い冷房、もうちょっと押さえて欲しいところなんですけど、
体格が横に広がった人が多いから、そこに合わせているのかなー・・と思わないでもなく。
おそうめん、氷水に泳がせた方が冷たくていいのですが、
(すいかもデコレーションできるし)
私の実家は、母の仕事の関係で、大人数かつ、食事の時間がまちまちだったので、
こんな風に、1口づつまとめていたのだと思います。
なぜか、1人でも、その癖がのこっちゃってます。
残ったときも、そのままとって置けますので、それはそれで便利かと。
くーちゃんの家のソーメンはシンプルでして、
天かすとしょうがとねぎです。
でも今度、翠さん風にしてみようかな?
たんたんは昔、蕎麦屋さんにバイトしていたので聞いたら「そうめんにはスイカ、きゅうり、缶詰のさくらんぼ、みかん」が入ってると話してました。
翠さん風ソーメンだとお肉も野菜も取れて栄養のバランスがいいですね。
そうめんに天かす?
それは秘密のケンミンショーですよぉ。
始めて聞きました。
たんたんさんのお蕎麦やさんのおそうめん、それは東京と同じですね。
大好きなスイカやミカンやチェリーが浮かんで、始めてみた時は驚喜でした。
大きな氷も浮かんで、なんだか箱庭みたいでしたが、外でおそうめんなんて、
考えてみればとても贅沢ですね。なんだか郷愁です。