韓国で4日、日本の集団的自衛権行使に向けた動きに対し明確な反対の意思を示し、今後多元的な対処をしていくべきだ、と指摘する声が出た。
国会立法調査処のユ・ウンジョ立法調査官は「日本による集団的自衛権の行使をめぐる争点と韓国の対応に関する課題」と題する報告書で「過去を否定する日本の集団的自衛権行使に対し反対の姿勢を堅持する努力が求められる。このような姿勢を土台とし、米国をはじめとする主な友好国に対し説得を試みる外交を強化していくべきだ」と主張した。
ユ調査官はまた「現在、日本の集団的自衛権行使に向けた動きに対し、米国や英国、オーストラリアなどは歓迎する意向を示しているとされる。これは過去を否定する日本の最近の行動が、北東アジアの平和秩序を構築する上で非常に否定的な影響を及ぼしているという点を十分に理解していないという側面がある。このような誤った認識を正すため、韓国の外交的な対応が求められる」と述べた。
さらにユ調査官は「歴史問題をめぐっては、韓国と同じ立場を堅持している中国との多角的な協力に関する方策を模索していくべきだ」と強調した。
また「安倍晋三首相を中心とする日本の保守勢力とは違い、日本の野党や良心的な勢力は、最近の日本の行動に反対する立場を堅持しているとされる。日本の野党だけでなく、民間人を対象とした多元的な外交活動を強化する努力が求められる」と忠告した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/04/2014010400410.html
国会立法調査処のユ・ウンジョ立法調査官は「日本による集団的自衛権の行使をめぐる争点と韓国の対応に関する課題」と題する報告書で「過去を否定する日本の集団的自衛権行使に対し反対の姿勢を堅持する努力が求められる。このような姿勢を土台とし、米国をはじめとする主な友好国に対し説得を試みる外交を強化していくべきだ」と主張した。
ユ調査官はまた「現在、日本の集団的自衛権行使に向けた動きに対し、米国や英国、オーストラリアなどは歓迎する意向を示しているとされる。これは過去を否定する日本の最近の行動が、北東アジアの平和秩序を構築する上で非常に否定的な影響を及ぼしているという点を十分に理解していないという側面がある。このような誤った認識を正すため、韓国の外交的な対応が求められる」と述べた。
さらにユ調査官は「歴史問題をめぐっては、韓国と同じ立場を堅持している中国との多角的な協力に関する方策を模索していくべきだ」と強調した。
また「安倍晋三首相を中心とする日本の保守勢力とは違い、日本の野党や良心的な勢力は、最近の日本の行動に反対する立場を堅持しているとされる。日本の野党だけでなく、民間人を対象とした多元的な外交活動を強化する努力が求められる」と忠告した。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/04/2014010400410.html