見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 「AD LIB」今更何だが・・《ジミー・ジュフリー(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ジミー・ジュフリー」のレコード紹介です。♪~♪
 
とげ・げ・S.ロリンズ風、男らしく吹き込む!
アンサンブルから小工無し、即興演奏に!
AD LIB』だから当り前なんだが・・・
一句
 “ 今更か 「AD LIB」名付け ドリブに ”
③『アドリブ』(59)《Ad Lib/Jimmy Giuffre 》
ジミー・ジュフリー(ts,cl.bs)、ジミー・ロウルズ(p)、
レッド・ミッチェル(b)、ローレンス・マラブル(ds)。
《Jimmy Giuffre Blog紹介》

とげ・とげだらけのソニー・ロリンズ風がっぽくテナーを吹き込む。
この音がこの③、ジュフリーの特徴。

②『The Jimmy Giuffre 3』から2年後の演奏。
②は作・編曲に知恵を出し尽くし、りに凝った演奏。
西海岸の知性派、奇抜な演奏で勝負した内容だった。
 
だが、当③はとても同じ人物とは思えぬ演奏。
「男らしさ」で押しまくる圧感がある。
「アドリヴ」のタイトルどおり小細工無しの即興演奏。
 
一発勝負のインプロヴィゼイションに生涯を賭けた感じだ。
ジャズ何だから当り前ド真ん中の「ドリヴ」。
あえてタイトルにしたのは、通常「アドリヴ」に凝らないからか?
 一句
 “ 今更か 「AD LIB」名付け ドリブに ”

A#1「I Got Those Blues」。
②と比べると、全身全掛けた「アドリヴ」なのが良く解る。
粗く・いきり立ち突っ込んでくるテナーのアドリヴ。
 
それに発破をかけるのはマラブルのドラム。
とにかくくたい、一発の音がデカ過ぎる。
音場の空気感を破壊する雑な一発音に驚く。

唯一の黒人パワーが裂した「男らしさ」のドラム。
ジュフリーは影に霞むほどの存在に・・・。
 
♪~♪  粗く・いきり立ってっ込む「AD LIB・アドリヴ」をお聴き下さい。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX J~始まる」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事