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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 鐘・木魚?宗教の儀式か《(東独)ヨハヒム・キューン(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ヨハヒム・キューン」のレコード紹介です。♪~♪
 
鐘・太鼓・木魚?教の儀式が始まる?
奇抜なリズム、強引なエネルギーで発!
押し寄せる動のリズム、音場を呑込む!
 
一句
 “胸キューン 炸暴発 フリージャズ”

①-1『インターチェンジ』(71)
《Interchange/Joachim Kuhn》
ヨハヒム・キューン(p,as)、
ピーター・ウォーレン(b,cello)、ピエール・フェイヴァー(perc.)。


①-2 独MPS Crystal レーベル
 
いかにもリージャズっぽいジャケット。
演奏は、まさしくそのド真ん中。
 
鐘や太鼓に、木魚のような音が響き渡る。
教の儀式でも始めようってのか。
とても、ジャズとは思えぬ音。

更に、これってピアノトリオなのか、と。
不可解な音が鳴り続くだけだが。
と思えば、特急スピードでシンバルが叩きつけられる。

リズムが合ってる?
と思う程のピアノ打が強烈に響く。
曲が変われば、チェロが泣き・・。
はたまた、れた太鼓を叩きつけてくる。

「One Foot Shuffle」。
4ビートに拘らないが、リズムは合ってる曲。
これなら通のジャズか?を一応推します。

「ジャカスカ・ジャカスカ・ジャン・ジャン」。
抜なリズムパターンでドラムが囃し立てる。
ピアノが被り始め、強引なエネルギーで押し込んでくる。

トリオがシンクロし、壮なエネルギーが爆発。
押し寄せる波動のリズムが、空間を呑み込んでくる。
 
 一句
 “胸キューン 炸暴発 フリージャズ”

社会主義国東独出身のキューン。
15歳でプロ入りしたという。
66年に西独へ命、そして渡米・その後仏で活動する。
 
シンセに没頭しジャズロック畑に。
と思えば、クラシックの作曲を。
オールジャンルの訶不思議野郎としか思えない。
 
♪~♪  奇抜なリズムパターンで、トリオがンクロしパワーで聴かせます。


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