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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 精神科医?患いのピアニスト《デニー・ザイトリン(p)》

♪~♪ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「デニー・ザイトリン」のレコード紹介です。♪~♪
 
精神科のジャズ、黒縁眼鏡が難しそうに!
クールな音、氷山の辺を渡り歩くように!
「がたがた」道を一にすっ飛ばすように!
 
一句
 “患いの ピアノを弾くや 精科医”

①『シャイニング・アワー・ライヴ・アット・~』(65)
《Shining Hour-Live At The Trident/Denny Zeitlin》
デニー・ザイトリン(p)、チャーリー・ヘイデン(b)、
ジェリー・グラネリ(ds)。

《Bill Evans Blog紹介》

黒縁鏡にモジャの髭。
難しそうに、遠くを眺める男。

「精神科」だそうだが、納得する顔付である。
現役の精神科医がジャズをやる。
すると、潜入感からか小しいピアノ野郎だと。
つい、決め付けてしまうのだが。

聴いてみれば、やっぱ潜入感どおり。
氷山の天辺を渡り歩くような、ールな音が連なる。

ビートに乗り「ぐんぐん」迫りくる。
熱い音で、蒸し返すように乗りまくる。
そんなの無な世界の方である。

ビル・ヴァンスに似た響きがする。
冷酷無比、近寄り難い冷たさが「じわぁ~」。
と、忍び寄ってくる。

推しの曲は「At Sixes And Sevens」。
7/4、6/4の変拍子で「がた・た」のアドリブ。
とかく、こういうエリートさんが陥る技だ。
デイヴ・ブルーベックしかりである。

ところが、「がたがた」道を一揆にっ飛ばす。
このドライヴ感が何ともいい。
 
クールで近寄り難いように聴こえるが。
B.エヴァンスと異なりワーで押し切ってくる。
そんなザイトリンは立派、だと思う。
 
 一句
 “患いの ピアノを弾くや 精科医”
 
精神科医であり、特な個性のピアニスト。
医大在学中に、デビュー作をリリース。
当①は三作目、この時・若干26歳である。
当アルバムは代作と称される。
 
♪~♪ 「がたがた」の道を一揆にすっばすピアノをお楽しみ下さい。

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