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ジャズトランペット「クラーク・テリー」のレコード紹介です。♪~♪
ジャズトランペット「クラーク・テリー」のレコード紹介です。♪~♪
「ぱっぱか・ぱっぱか」、明るく輝くラッパ!
「がりがり・ぐいぐい」、はちきれるテナー!
「そこ退け」、斬込隊長グリフィン狙い撃ち!
一句
“はちきれて そこ退けラッパ 激テナー”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/3d/c4385be9b5479897c61b87a82e62500d.jpg)
①『セレナーデ・ツー・ア・バス・シート』(57)
《Serenade To A Bus Seat/Clark Terry》
クラーク・テリー(tp)、ジョニー・グリフィン(ts)、
《Serenade To A Bus Seat/Clark Terry》
クラーク・テリー(tp)、ジョニー・グリフィン(ts)、
ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
《Johnny Griffin Blog紹介》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/c0/14a2d924f68e6484fc76b3ffc630ec6b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/3c/4bc323086822a3cbe3a5425a7b986582.jpg)
狙い撃ちしたいのは、J.グリフィンのテナー。
この頃のグリフィンは、最も脂ののった時期。
「俺こそが」と、はちきれんばかりの音がウキウキさせる。
エキサイトさせるフレーズが、次から次へ。
申し訳ないが、テリー様はそこ退けである。
勢い溢れる、こんなテリーのアルバムが。
と、驚いた始末である。
ビッグバンドでの活動が長いテリー。
必然的に中間派ど真ん中のラベルを貼りたい。
だが、相棒のグリフィンで天地が引っ繰り返った様子。
とはいっても、テリーのラッパは明るい。
「がりがり・ぐいぐい」グリフィンのアドリブ。
そして、テリーのプレイに交替すると一変する。
「スカッ」と明るいラッパが音場を塗り替える。
太く・切れ良く刻むラッパのトーン。
どんな曲でも明るくまとめてしまう、このラッパ。
グリフィンと対比させると、一目瞭然だ。
これが、テリーの特徴・カラーなんだろう。
「スカッ」と明るいラッパが音場を塗り替える。
太く・切れ良く刻むラッパのトーン。
どんな曲でも明るくまとめてしまう、このラッパ。
グリフィンと対比させると、一目瞭然だ。
これが、テリーの特徴・カラーなんだろう。
一句
“はちきれて そこ退けラッパ 激テナー”
愉快で・軽快なテーマが多い。
まさしくテリーのオリジナル曲。
個性を活かしたフレーズが曲調にドはまりだ。
まさしくテリーのオリジナル曲。
個性を活かしたフレーズが曲調にドはまりだ。
そんな曲に、潔くH.バップで斬込むグリフィン。
こんなコントラストが、このアルバムの聴き所です。
♪~♪ 明るいラッパ&潔く斬り込むテナーのコントラストをお楽しみ下さい。