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ジャズサックス「オリヴァー・ネルソン」のレコード紹介です。♪~♪
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「クェクェッ・キェ~」巨獣E.ドルフィー登場!
「馬のいななき・象の遠吠え」VS. ネルソン!
「馬のいななき・象の遠吠え」VS. ネルソン!
おびえたか? たじたじ・生真面目ネルソン!
一句
“ おびえたか 像の遠吠え 威嚇され ”
③『スクリーミン・ザ・ブルース』(60)
《Screamin' The Blues/Oliver Nelson》
オリヴァー・ネルソン(ts)、リチャード・ウィリアムス(tp)、
《Screamin' The Blues/Oliver Nelson》
オリヴァー・ネルソン(ts)、リチャード・ウィリアムス(tp)、
エリック・ドルフィー(as,bcl)、リチャード・ワイアンズ(p)、
ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。
《Oliver Nelson Blog紹介》
①『Meet』(59) №1 №1 しゃくし定規!真面目ジャズ《オリヴァー・ネルソン(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
②『Soul Battle』(60) №2 バトル!真面目ジャズ《オリヴァー・ネルソン(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
のっけから「どろっ・どろっ~」こてこてのブルース。
下品極まりない音が炸裂する。
①・②は折り目正しいネルソンだったが、嘘のよう。
甲高い雄叫び・悲鳴のブルースが、否応無しに攻める。
この人、ブルースをやると人が変わるのか。
この③で注目したいのは、E.ドルフィー。
ドルフィーは初リーダ作『Outward Bound』を発表した頃。
既に「馬のいななき」「象の遠吠え」を喰らわし絶好調。
「ボゴォ~・グェ~」バスクラの「象の遠吠え」。
「クェクェッ・キェ~」アルトの悲鳴は「馬のいななき」。
まるで、ジャングル奥地での巨大猛獣の喚き。
ネルソンも対抗して悲鳴を上げる。
だが影に隠れ、象や馬のいななきに怯えたよう。
ネルソンはブルースで蘇る人なんだろう。
ネルソンはブルースで蘇る人なんだろう。
一句
“ おびえたか 像の遠吠え 威嚇され ”
♪~♪ アルトの悲鳴(1番目)とテナー(2番目)のアドリブを比べてお楽しみを。