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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 入れ歯の音!殴られて《チェット・ベイカー(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「チェット・ベイカー」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
麻薬の金が払えず、殴られて前を折る!
無職に、ホテル2階から転落・即(58歳)!
悲惨な人生の音、ミュートプレイがく!
一句
 “殴られて ミュートプレイの 入れ音”

③『カルテット』(56)
《Quartet/Chet Baker》
チェット・ベイカー(tp)、ラス・フリーマン(p)、
シェリー・マン(ds)、ルロイ・ヴィネガー(b)。
《Chet Baker Blog紹介》

当③はピアノのフリーマンが抜群にイイ。
ソロピアノに感の全てをもっていかれる。

チェットは一見(聴)、何の変哲もない淡々の音。
中太音でノンヴィブラート、強弱も少なく淡々と。
良く言えば「クール」とはいえる。

ミディアムテンポはつまらないが、いビートで格好良さがでる。
そんな粋な曲はB#1「Say When」。

針を下すや「どきっ」とさせる音はA#1「Love Nest」。
ヴィブラートのミュートプレイはマイルスを思わせるクールさ。
ただ、①『Quartet』の強いチェットと比べると弱々しく々しい音が残念。

麻薬の金が払えず、殴られて前歯を折る。
無職となり生活保護生活に、58歳・ホテルの2階から転落・即する。
 一句
 “殴られて ミュートプレイの 入れ音”

惨な人生のチェットと知りつつ演奏を聴く。
とても意味深い音にも聴こえてくるんだが・・。
 
♪~♪  粋なミュートプレイ、辣なチェット人生を想い浮かべながら・・。

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