だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 チック・コリア(p)が前衛へと誘う《ベニー・ウォレス(ts)》

ピアノがトミフラからック・コリアへ。
衛カラーのコリアがグループをガラッと変えた。
②『ミスティックブリッジ』(82)
ベニー・ウオレス(ts)、チック・コリア(p)、エディー・ゴメス(b)、
ダニー・リッチモンド(ds)。

ピアノはチック・コリア、言われないと気付かない。
コリアはエレピ、シンセの時代は軟弱者扱いし聴かなかった。
初期のアコースティック時代は好きで良く聴いた。
このアルバムの強い鍵盤タッチと衛っぽい演奏は、コリアと気が付かない。

①から2年後の録音、ウォレスのルフィー節・刺激テナーは変わらない。
むしろ、ドルフィー節が控え目になり独自なカラーになった。
①はトミフラのライブ感、②はコリアの衛カラーで異様な緊張感がある。

ピアノの違いで、アルバムイメージがガラッと変わる。
ウオーレスの奇天烈・ドフィー節には①のトミフラ・ドライブ感がピッタシ。
 

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