だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 楽器の悲鳴!!巨大鳥獣の叫び??《ケン・マッキンタイア(as)》

怪鳥の悲鳴「ッ・キッ・キョ~~」・・アルトサックス。
アフリカ象の屁「ッ・ボッ・ボッォ~~」・・
イナナキ「エェ~・ボオェ~~」・・バスクラリネット。
河馬(カバ)のアクビ「ゴオォ~・ファゴオォ~」・・・バスーン。
②『ホーム』(75)
《Home/Ken Mcintyre》
ケン・マッキンタイア(as,fl,basoon,bcl,oboe)、ジャッキー・バイヤード(p)、
ロジー・ワークマン(b)、アンドレイ・ストロバート(ds)。
YouTubeリンク》
A#1 アフリカ・サバンナの巨大怪鳥が甲高い悲鳴で泣き叫ぶ。
ッ・キッ・キョ~~」、これがアルトサックスの音。
A#2 巨大動物・アフリカ象の「屁」が「ッ・ボッ・ボッォ~~」。
そして、象が長い鼻を天高く持ち上げ「エェ~・ボオェ~~」。
これはバスクラリネットの音。
A#4 巨大動物・河馬(カバ)のアクビ、そして遠吠え。
ゴオォ~~・ファゴオォ~~」、これはバスーンの音。

レコード①(60年)は、E.ドルフィーとの師弟関係タッグで、狂気の競演。
15年後の当レコードは、師匠き後の録音。
師匠を超えれたか?と、興味津々で聴く。
ところが、このレコードではマッキンタイヤが別の世界へいった。
師匠からの教えとは、世界のジャンルへ空間転移した。

バスクラリナット、バスーンの低音楽器でサンバリズムにノル。
バスーンはクラシック畑の専売特許楽器と、思ってた。
ところが、「ボゴボ・ファゴファゴ」音でサンバにノセル。
急速テンポのサンバリズムだが、泥臭い・鈍重な音で強引にノセる。
もう異常としか言いようが無い。

楽器の異常な使い方、低音楽器の異常な甲高い雄叫び。
何を表現したいのか?人には理解不能。
アフリカ大陸の巨大怪鳥・巨大動物の楽園風景でも描写したいのか??


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