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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№7 新たな境地へ突入!《ハンク・モブレー(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
    ジャズサックス「ハンク・モブレー」のレコード紹介です。♪~♪

H.モブレーのたな世界へ!
メロディアス性をったテーマ!
モードもどき? ブチ切れ・クガク・アドリヴ!
⑦『ノー・ルーム・フォー・スクエアー』(63)
《No Room For Squares/Hank Mobley》
A#3,B#3:ドナルド・バード(tp)、ハービー・ハンコック(p)、
ブッチ・ウオーレン(b)、フィリージョー・ジョーンズ(ds)。
他:リー・モーガン(tp)、アンドリュー・ヒル(p)、ジョン・オア(b)、
P.ジョー・ジョーンズ(ds)。
《Hank Mobley Blog紹介》

モブレーの演奏がガラッと変った。
④『Soul Station』から3年後の63年の録音。
この3年間がモブレーを変え、新たな世界が聴ける。

相棒はL.モーガンorD.バードのトランペット。
50年代のように相棒に「慮がち」では無い。
ラッパと対等以上にやりまくる。

A#1、「クソやんちゃ坊主」ラッパのモーガン。
強いタンキングとハイトーンで、突き刺すように吹き抜く。
モブレーはモーガンにけていない。
④のような気品のあるウオームトーンではない。
硬く・鋭く・射砲で吹き荒らす。

音質は柔かいが、以前の歌心あるロディー性は無い。
途切れ途切れ・ードもどきなフレーズが勇ましい。
音楽観の変化があったのだろうか。

A#3 このレコードの聴き処。
モブレーのオリジナル曲が、50年代と変わった。
ロディー性が無い、モードもどきのテーマがサマになる。

グループの演奏を「ガラッ」と変革させたのはH.ンコック。
切れのイイ・ブロックコード・斬新な和音に緊張感が奔る。
 
バードの「ダラ~」と間延びしたラッパに、モブレーが畳み掛ける。
⑤『Roll Call』のような熱いアドリヴではない。
屈っぽい」匂いがする・過去に無い斬新なフレーズが粋。
3大傑作盤の後、たなモブレーの展開が楽しみだ。
 
♪~♪  メロディー性のない新なモブレーをお聴き下さい

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