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ジャズサックス「ハンク・モブレー」のレコード紹介です。♪~♪
ジャズサックス「ハンク・モブレー」のレコード紹介です。♪~♪
④『Soul Station』から半年後!
遠慮がち・気品&優雅から「炎上」型に豹変!
ブレイキーが発破・あおるドラム「Roll」!
⑤『ロール・コール』(60)
《Roll Call/Hank Mobley》
ハンク・モブレー(ts)、フレディー・ハバード(p)、ウイントン・ケリー(p)、
ポール・チェンバース(b)、アート・ブレーキー(ds)。
《Hank Mobley Blog紹介》
③『Hank Mobley Quintet』(57) №3 大親分&旧友再会!《ハンク・モブレー(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
④『Soul Station』(60) №4 気品の音が「優雅」に包み込む《ハンク・モブレー(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
このレコードは、凄まじいモブレーが聴ける。
この⑤は④『Soul Station』から半年後の演奏。
④のモブレーは「気品&優雅」な音が心を包み込む演奏。
その真逆、燃えたぎる「炎」の演奏がこの⑤「Roll Call」。
④のリズム陣3人は同じメンバだが、ラッパのF.ハバードが加入。
以前のモブレーは相棒が居ると遠慮がち「譲り合い」の演奏をした。
だが、ここではハバードとのバトル、ラッパに負けていない。
その大きな理由は大親分A.ブレイキーの「発破」・あおりまくり。
A#1 タイトル曲「Roll Call」 特急レベルのハイテンポ。
針を下すや、ブレーキーのドラムがソロであおる、叩きのめす。
テーマはまるでファンファーレ、高らかにラッパが響き渡る。
この高らかラッパをドラムが叩きのめす。
テーマはまるでファンファーレ、高らかにラッパが響き渡る。
この高らかラッパをドラムが叩きのめす。
こんな「喧嘩腰」テーマを受け、モブレーのアドリヴが吠え始める。
「気品&優雅」はそっちのけ、渾身の力で吹き放つテナーは凄まじい。
次から次へとフレーズが湧き出、雪崩のような音圧に押し潰される。
ブレーキーの腕力がシンバルを・ドラムを壊すのでは?
シンバル「ジャン・ジャァア~」、ドラム「ゾゾゾゾ~~」・・・。
スピーカが壊れる? ドラムが壊れる? 程の凄まじさ。
スピーカが壊れる? ドラムが壊れる? 程の凄まじさ。
ブレイキーのお得意芸は「ドラム・ロール」。ゾゾゾゾ~~~の音。
タイトルの「ロール・コール」は、ドラム・ロールに引っ掛けた?
「点呼の合図」の意味、十分にその役目を果たしてるようだ。
モブレー3大傑作は、④『Soul Station』(60)・⑤『Roll Call』(60)・
⑥『Work Out』(61)。
④と⑤を比較する楽しみがあります。
♪~♪ 発破を掛けるドラム&モブレーの「燃え」たぎる音をお楽しみ下さい
《Hank Mobley Blog紹介》
〇「Hank Mobley」 №0 広大なアメリカ・大地の香り《ハンク・モブレー(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
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②『Hank Mobley Sextet』(56) №2 「ツッパリ」あんちゃんに挟まれ?!《ハンク・モブレー(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ