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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 水を差すほど!くど過ぎて《ウォルター・ビショップ Jr.(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ウォルター・ビショップ Jr.」のレコード紹介です。♪~♪
 
巧くなったが・個性い、「普通」っぽく!
何所でも幾らでも在りそな、BGMっぽく!
『Speak Low』一発屋、って称されても!
 
一句
 “ウォルターの 「」を差すほど くど過ぎて”

②『1965』(65)
《1965/Walter Bisyop Jr.》
ウォルター・ビショップ Jr.(p)、
ブッチ・ウォーレン(b)、ジミー・コブ(ds)。

《Walter Bisyop Jr. Blog紹介》

①から5年経ち、ビショップがくなった。
巧くなったから、良さが無くなった。
端的に、そう思えてならないのだが。

ブロックコードのせ方が、巧くなった。
粗々しいシングルトーンは、①よりスマートに。
強弱・抑揚を効かせ、歌心で魅せてくれる。

コードを多用したメロディーは、イナミックに。
O.ピーターソンもどきのような。
ピアノが豊かに鳴るジャズ、といえる。

巧いといっても、言い換えれば「通」っぽい。
普通の巧さのジャズピアノ。
こんなの、何所でも幾らでも居る。

ベースとドラム、特にいいってこともない。
脇役は役どまりのサポート役にはまってる。
16曲も収録され、山も谷も無く流れていく。
そんなとこが々ピアノ、何所にでもあるよな。

だから、①『Speak Low』の一発屋。
と称されても、しょうがないのでは?
多分、本人だって「①を超える」ものを。
と試行錯誤の孤軍闘、そんな結果かも?
 
一句
“ウォルターの 「」を差すほど くど過ぎて”

まぁ~、当②・これはこれで良いのですが。
前作①が、脳味噌に焦びりついているもんで。
比べたら、BGM-Ver.の出来上がりってとこか。
 
♪~♪  随分とスマートな出来になり、BGM風の聴きさをお楽しみ下さい。


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