JDS日本ダウン症協会 大阪支部からのお知らせ

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市民の関心も集めて…『世界ダウン症の日写真展2013』が閉幕

2013年03月24日 | 写真展
東京、岡山、鹿児島などからも来場者が

第3回の公募展『世界ダウン症の日写真展 in 大阪』が、
3月24日(日)閉幕しました。

今年は、英国ダウン症協会の写真展
『ダウン症ー家族のまなざし - shifting perspectives』も
併催し、多くの人たちでにぎわいました。

梅田スカイビル40階
「空中庭園 展望台ギャラリー」で行われた写真展には、
京阪神、奈良、和歌山、滋賀はもちろん、
東京、神奈川、富山、愛知、岡山、鹿児島からも
来場者が。記帳した方だけで300家族に達しました。



ダウン症を学ぼうという人たちの来場も

例年のように、ダウン症児者の家族が多く来場し、
出品した作品の前で写真を撮ったり、
親の会の情報や活動の情報交換をしたりしていました。

さらに今年は、
ダウン症を学ぼうという人たちの来場も目立ちました。
中学の女性教諭に引率されて訪れた運動部のチームの中学生、
STを目指す若い女性のほか、
遺伝カウンセリングを学ぶ男子学生が
研究テーマを探しに訪れたりしました。

新しい出生前診断・検診の動向に
関心があるという40代の女性は、
「(MBS)ラジオで取り上げていましたね。
それを聴いてきました」と、
受付でダウン症協会の出生前診断の
パンフレットを手に取っていました。



「生き生き暮らす姿を知ってもらえる」

ベビーカーを押しながら、英国の写真22点と、
日本の家族の公募展約60点の両方を見終えた
2歳のダウン症児の母親は、
「みんなかわらずいきいき生活してますよね。
 それを知ってもらえると思う。
 うちの子も将来こんなふうに
 暮らしていくんだということもわかってよかった」と
微笑んでいました。

ツイッターやテレビ・ラジオ、新聞で知って

NHKラジオのお知らせや、
22日夜のMBS『報道するラジオ』を
聴いてきたという人、
開幕の日の民放テレビのニュースで
見て開催を知った福祉施設勤務の女性、
新聞の生活面で知ったという女性、
ツイッターをチェックしていて
みつけたという30代の父親など、
いろいろなルートで
写真展の情報をキャッチして
多くの方が来場しました。




●主催=
 JDS日本ダウン症協会 大阪支部。
●共催=
 英国ダウン症協会、
 Shifting Perspectives Project(英国)。
●後援=
 大阪府、
 大阪市、
 堺市、
 大阪府教育委員会、
 大阪市教育委員会、
 堺市教育委員会、
 大阪府社会福祉協議会、
 大阪市社会福祉協議会、
 堺市社会福祉協議会、
 近畿手をつなぐ育成会連絡協議会、
 日本ダウン症協会和歌山支部・奈良支部・奈良北支部、
 大阪ダウン症親の連絡会[DS大阪]、
 財団法人 子供の城協会、
 認定NPO法人 トゥギャザー、
 NPO法人 トイボックス、
 NHK厚生文化事業団 近畿支局(順不同)。
●協賛=
 ぜんち共済株式会社、
 日本ヘルマンハープ協会、
 株式会社田中ライフコンサルタント。
●特別協力=
 空中庭園展望台。
●支援=
 科学技術社会論学会/公益社団法人倶進会
 (『ダウン症ー家族のまなざし - shifting perspectives』)
●企画=
 Shifting Perspectives Japan
 (『ダウン症ー家族のまなざし - shifting perspectives』)
●協力=
 bochi bochiの会、
 NPO法人 さをりひろば。
●寄付=
 尼崎市小児科医会有志のみなさま
 徳田こどもクリニック 徳田正邦さま(尼崎市次屋)
 山崎こどもクリニック 山崎 剛さま(伊丹市千僧)
 (医)福田診療所 福田 弥一郎さま(大阪市西淀川区歌島)
 阿武山こどもクリニック
  小西和孝さま、岡本良三さま(高槻市奈佐原)
 やすだクリニック 保田 浩さま(高槻市神内)
 たなか小児科クリニック 田中裕久さま(吹田市竹谷町)
 (順不同)

『世界ダウン症の日写真展 in 大阪』にご来場ありがとうございました/日本ダウン症協会 大阪支部長 玉井浩

2013年03月24日 | 写真展
ご来場ありがとうございました

公募展『世界ダウン症の日写真展 in 大阪』に、
今年も多くの方がお越し下さいました。
ありがとうございます。

3回目を迎え、関西周辺のダウン症児者とご家族のみなさんには、
すっかりおなじみの場となりました。
今回は、新しい出生前診断の開始が決まった直後の開催で、
社会的にも注目されたせいか、
メディアにもとりあげていただき、
福祉、療育関係のみなさまはじめ、
一般市民の方のご来場も増えたという実感があります。

東大研究員の渡部麻衣子さんの企画の
『ダウン症ー家族のまなざし - shifting perspectives』展も
あわせて開催され、
ダウン症者への社会のまなざしも、
深く広くなったと感じられました。

暮らし、学び、働くダウン症の人々の姿を見ていただきたい。
障がいではなく、ひとりひとりの生き方を感じていただきたい。
その思いが、一歩前に進んだと確信しています。

今年も無事会期を締めくくることができました。
ご来場のみなさま、写真を提供いただいた皆様、
後援、協賛、協力、ご寄付をいただいたみなさま、
共催の英国ダウン症協会、
Shifting Perspectives Projectの関係者のみなさま
そして会場を提供いただいた
積水ハウス梅田オペレーションのみなさまにに
深く御礼申し上げます。

2013年3月24日
日本ダウン症協会 大阪支部長 玉井浩

今日16時まで『世界ダウン症の日写真展 in 大阪』/英国ダウン症協会の写真展も/大阪・梅田スカイビルで

2013年03月24日 | 社会の動き/メディアの目
きょう3月24日(日)が最終日の
『世界ダウン症の日写真展 in 大阪』。
16時までです。



朝から穏やかに晴れて見晴らしもよい
会場の梅田スカイビル40階「空中庭園 展望台ギャラリー」。

英国ダウン症協会の写真展
『ダウン症ー家族のまなざし - shifting perspectives』も併催。
観覧は無料ですが展望台への入場料が必要です。