11月30日(土)午後、天満橋のドーンセンターで、JDS大阪支部主催の『親なき後のお金のはなし』と題した勉強会を開催。信託、成年後見、保険のそれぞれ専門家が、具体的な事例をあげて解説、会場の定員いっぱいの70人を数える参加者は、熱心にメモをとり、質問しました。
講師は中村眞喜子さん(弁護士)、鹿野佐代子さん(ファイナンシャルプランナー)、藤原由親さん(税理士)。
藤原さんは、JDS大阪支部の監事で相続税専門の税理士で、二女は6歳のダウン症です。自分の子どもがダウン症と知らされたとき、「自分たち夫婦の死後、この子はどうなるんだろう」という想いだったとのこと。専門家の立場から、相続の基礎知識をガイダンス、相続で争うことは財産の有無に関係なく、もめないために「今やるべきこと」を解説しました。
鹿野さんは、当事者が親から自立した生活をおくることに主眼をおき、具体的な事例を挙げました。ラストプランニングノートを活用、見通しの持てるプランを説明しました。また、金銭を自分で管理する金銭教育の実践例はとてもわかりやすく、すぐにでも活用したい人も多いようでした。一か月のスケジュール管理ができやすく、就労意欲がやがては生きる力にもつながるとのことでした。
中村さんは、27歳のダウン症の二男と二人暮らし。後見と信託についての難しい話をご自身の経験から、率直な想いや悩みを話されました。法廷後見には、後見・保佐・補助の各制度があります。また信託はこれまでのイメージからすると運用型信託のイメージが強く、新たな信託の活用として高齢者や障がい者を支援する管理型信託があるということでした。
「エンディングノート」、「遺言書」、「信託」。それぞれにできることできないことがあり、その特性を見極めることが需要とのことです。
質問コーナーでも、大変勉強になったという意見が多く、またご後見制度を申請したという体験をお話してくださった方のお話は、とても具体的でデメリットがよくわかりました。JDS大阪支部では、今後このような勉強会を続けていく予定です。
講師は中村眞喜子さん(弁護士)、鹿野佐代子さん(ファイナンシャルプランナー)、藤原由親さん(税理士)。
藤原さんは、JDS大阪支部の監事で相続税専門の税理士で、二女は6歳のダウン症です。自分の子どもがダウン症と知らされたとき、「自分たち夫婦の死後、この子はどうなるんだろう」という想いだったとのこと。専門家の立場から、相続の基礎知識をガイダンス、相続で争うことは財産の有無に関係なく、もめないために「今やるべきこと」を解説しました。
鹿野さんは、当事者が親から自立した生活をおくることに主眼をおき、具体的な事例を挙げました。ラストプランニングノートを活用、見通しの持てるプランを説明しました。また、金銭を自分で管理する金銭教育の実践例はとてもわかりやすく、すぐにでも活用したい人も多いようでした。一か月のスケジュール管理ができやすく、就労意欲がやがては生きる力にもつながるとのことでした。
中村さんは、27歳のダウン症の二男と二人暮らし。後見と信託についての難しい話をご自身の経験から、率直な想いや悩みを話されました。法廷後見には、後見・保佐・補助の各制度があります。また信託はこれまでのイメージからすると運用型信託のイメージが強く、新たな信託の活用として高齢者や障がい者を支援する管理型信託があるということでした。
「エンディングノート」、「遺言書」、「信託」。それぞれにできることできないことがあり、その特性を見極めることが需要とのことです。
質問コーナーでも、大変勉強になったという意見が多く、またご後見制度を申請したという体験をお話してくださった方のお話は、とても具体的でデメリットがよくわかりました。JDS大阪支部では、今後このような勉強会を続けていく予定です。
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