生徒さんの作品（ロボット、ネコ、ＡＲＡＳＨＩ）

今回は思わず微笑むシリーズ

上の写真はロボット・ペンダント。
Ａさんは大振りでゴージャスなデザインの物と
ウサギのブローチやてんとう虫のピアスなど可愛いシリーズも手掛けています。

今回は大人可愛いロボットです。
目にはキュービック・ジルコニア、胸には赤いハートの石が見えます。

制作の最後に軽くする事が最大のテーマになって来ることがあります。
このペンダントも大きいので裏抜きを頑張ってもらいました



全体のフォルムがなんとも可愛いですね～
Ａっちゃんのネコシリーズのひとつです。

アニマル系は案外難しいのですよ。
犬なら犬に見えなくてはいけません。
イノシシ？とか言われたらショックですもんね・・・

尚且つ生き物系は目が大変難しい！
目を入れた途端に息を吹き込まれることもあれば、
マンガ系の顔になることもあり（私か！）
神経を使うところです。

この様に顔の中を作らないというのは、逆にこちらの気持ちを投入しやすい長所があります。
参考になさってくださいね。




大の嵐ファンの娘さんの為に作られたＭちゃん制作のバッグ用のストラップ。
パッと見たら判らないけど、良く見ると「ＡＲＡＳＨＩ」の文字っていうのが
オシャレな感じで良いですね。

教室オープン当時から通ってくださって、
明るいＭちゃんが居らっしゃると会話も弾み
初対面でも楽しい雰囲気になります。

アウトドア系の方かと思ってたら、ワックス・ジュエリーもお得意でした。
かなり難しいものにもチャレンジしてはクリアしてとても上達しました

アルファベットが並んでいるのを綺麗にするのは結構手間が掛かります。
そしてこのように厚みが均一にするもの意外と難しいものです。
素晴らしい出来上がりです

生徒さんの作品（バングル・ピアス・バラリング・キーペンダント）

バングルは作るのに少し時間が掛かる事が多いけど、
これはＡちゃんが器用という事と細いデザインだったので
早めに出来上がりました。

細いのでポイントの石は揺れるようにぶら下げました。
シンプルで素敵ですよね。
きっと出番の多いバングルになっていると思います




ねじねじをワックスで盛っていくのはけっこう難しいんです。
平面から盛り始めて片面が出来たら裏からも盛っていき、
全体的に矛盾が無いように彫り込みます。
Ａさんは途中で立体に悩む事もあったけど、
無事にくるくると立体的に仕上げました
ドロップ型のキュービック・ジルコニアが揺れてキュートです




こちらのバラの透かしのリングはＡっちゃん。
見ての通りレベルがかなり高いです

持ち前の集中力の高さと器用さで完成させました！
デザインがリング全体に施されているのもすごいです。
こういう幅の中でぐるりとデザインを一周させるのは難しいんです。
そしてこの細かさを仕上げるのも根気の要る仕事です。
忙しいと思うけど、また作りにいらしてね




センスの良い作品を沢山作られているＫさんのキー・ペンダント。
キュービック・ジルコニアを場面いっぱいに埋め込んで高級感アップです
下の方にはサファイヤが２ピース。
宛らブランド品ですね。
バッグにストラップとして付けても素敵だと思う

私の作品（ピアス、リング）

すっかり忘れてました！

去年展示会が終わって「今度私の作品載せます」って書いたままになってました。

新作で３点です。

展示会が決まってから開催まで時間が無くて３点が限界でした。


くるくると指の上でテープをゆるく巻いたイメージのリング。

ワックスをやったことのある人は
「え？これどうやって作ったんですか？」
って不思議そうに訊いてくれます。

作り方は普通に盛っていってテープ状に切り抜いていくんです。

言うと簡単ですが、
ワックス制作した事ある人はそれがけっこう大変な作業だと知っているので
「えぇー！信じられないわ」
と驚いてくれます

内側は黒メッキをかけました。

そのうちこのデザインでバリエーションも出したいと思います。



黒のドロップパールを下げたデザインのピアス。
パールの傍にはキュービック・ジルコニアをセットしてパールを引き立てる様にしました。

展示会に来てこのデザインを気に入って購入してくださった方のご希望で
「黒のパールを赤い石に」ということで↓


こういったデザインは下に下げる物を色々換えて雰囲気を変えられるのも楽しいです。




これもドロップ・パールを使用したピアス。

キュービック・ジルコニアを正面から見える位置に沢山セットしたのと、
明るい色のパールを使った事に依って顔が明るく見える効果もあります。

自分の作品を作る事の少ない私ですが、
こういう機会にシッチャキになって制作するのも愉しかったわ

そして「こういうの売ってないのよね」と言って
購入してくださった皆さまありがとうございます。
心より感謝申し上げます。

リフォーム（ダイヤ）

少し前に依頼のあったリフォームです。

エンゲージリングの立爪とダイヤの一文字リングを１本にして欲しいとのご要望。

皆さんエンゲージリングって普段しないですよね？

教室でも引き出しの中で眠っている立爪リングやお母様から譲られた立爪を
ご自分でリフォームなさる方がいらっしゃいます。
（そのダイヤのリフォームはＫ１８やＫ１８ＷＧで作られてました）

その出来上がったシンプルなリングを見た他の生徒さんが
「えーっ、これ作ったのー？私こういう風にリフォームして欲しくて○○デパートで
訊いたら、こういうの出来ないって言われてこれに近いデザインにしてもらったけど、
すごい高くてデザインもイマイチだったー！」
ショックな様子でした

立爪リングは普段出来ない。。。
せっかく大事なリングなのに出番が（滅多に無い）結婚式のお呼ばれくらいじゃとても残念ですよね。

今回のリフォームはＫ１８ＷＧをご希望でした。
（お手持ちのＰｔリングは換金して代金から差し引いたので
思ったよりずっと安く出来た事も喜ばれました）

すっきりとしたデザインをとても満足して頂けたようで私もとっても嬉しい～

立派な爪が服や髪に引っかかる事もないし
こういうデザインなら普段使いできますね。

タンスの中で眠っているジュエリーさんを目覚めさせてあげましょ

生徒さんの作品（イニシャル・P、ウサギ・P、トルコ石入り・P）

上の写真はＡちゃんのイニシャル・ペンダント。

左に伸ばした先にキュービック・ジルコニアをセットしたのが良いポイントになってます。
全体に柔らかなラインで綺麗にまとまっていますね

教室の中でもイニシャル・ペンダントは定番の人気です。

今までではＹが多いかな。次がＫだったと思います。

生徒さんに「ゆうこ」さんが何人かいらっしゃいます。
世代が同じという事もあるのでしょうね。
「じゅんこ」さんも何人かいらっしゃるので
同時のレッスンは名前をお呼びする時に気をつけてます




このウサちゃんのペンダントは何と！Ｙさんの初めての作品です

流石グラフィック・デザイナーさんらしく素晴らしいデザインに惚れ惚れしちゃいました
ご自宅でウサギを飼ってらっしゃるので、作りたいってずっと思っていたのかも？
制作するのはちょっとレベルの高い技術を要求されますが、
器用さとモチベーションの高さで「きっとイケル！」と思い、
初作品のデザインに決定

細いラインは制作の後半で大変厳しいです。
ラインを整える時に一番弱い部分に負荷が掛かり折れたりします
でも心配しないで
折れてもソフトワックスは修正が容易に出来ますから
初回からハードルの高い物にチャレンジしましたが、
その甲斐があってレベルの高いペンダントが出来上がりました。
ウサちゃんの目にはピンク・トルマリンをセット。
チェーンは耳から通します。
商品としても売れそうだわ



こちらのペンダントはＴさんの作品。
作るのが大好きでいつも楽しそうに制作をされています。
夏に付けたい素敵なペンダントが出来ました。

花びらのやや左側にトルコ石をセッティングしました。

花びらのデザインはお好きな方が多いですね。（私も大好き）
でもなかなか難しいんですね。
どこを高くするか、低くするか。
花びらの先端の表現の仕方・・・
一枚を直すと他とのバランスが狂い、他も直さないといけなくなります。
それで少し時間が掛かる事もあります。

でも手の掛かるものはそれだけの結果が出ます

初心者の方はいくつか作って慣れて来たら少しレベルの高い物にもチャレンジしてみましょ
「こういうのが欲しい」
その気持ちが大事です。
（もちろん何でも作れるという訳にはいきませんけどネ）

生徒さんの作品（セット物）

今日はセットで作られた作品をご紹介しますね。

上のイヤリングとペンダントはＩさんの力作。
ドロップパールを上手く活かした上品なデザインです。
レーシーな布を折りたたんだ雰囲気なので制作はちょっと難しかったようです。
でも頑張った甲斐がありましたね

Iさんは教室オープン当時から通ってくださっているお一人ですので、沢山の作品をお持ちで展示会の時もどれを出品するかかなり迷いました。
そしてそのほとんどが繊細なデザインです。
今回も彼女らしい丁寧な仕上がりの作品になりました

このセットは始めにペンダントを作ってゴム型を取り、
そこからワックスを抜いてイヤリングをキャストしました。

だから実際にワックスを作ったのはペンダントだけになります。



次の作品はいつも洗練されたデザイン（ご本人もお洒落でとっても素敵な女性）
の物を作るＫさんのものです。


こちらはピアス今の季節にピッタリです
Ｋさんの作る作品はいつも私好みで
「このピアス欲しいなぁ」
・・・ジッと見つめてしまいます

生徒さんの作品

サボっていた間に出来上がった作品を少しずつ紹介しますね。

上のクローバーは去年から参加してくださっているHちゃんのペンダント。

少し大ぶりです。シンプルなデザインなので出番が多そうですね。
平らな場面がほとんどですが、綺麗に平らにするのは意外と難しいんですよ。
丁寧に綺麗に仕上がりました


彫金が出来るＴちゃんの作品。

表側。
マベパールです。


裏側はクマちゃんになっています
Ｔちゃんは石類をルースで沢山持っていて
次はどの石を使おうかな？と石が決まるとサラサラとデザイン画を描いていきます。
繊細なデザインやユーモラスなデザインが多いかな。
これも裏がクマちゃんになっているなんて意外で楽しい～


大ぶりでおしゃれなペンダントはＫさんの作品。

バチカンまで作っています。
内側の模様は裏抜きする時に使う耳掻きみたいなスパチュラを少し温めて
押し当てると槌目っぽい表現が出来ます。
大ぶりな物は軽くするのも大事なポイントです。
いつもの様に根気良く丁寧に仕上げてました


Ｈさんのクロス・ペンダントです。

何度か説明している様にクロス型は人気ですが、作るのは難しいです。
平行にまっすぐ作り左右対称でなくてはいけないからです。
一見簡単そうな物ほど難しいという事が云えます。
ごまかしが効かないともいえるでしょう。
そういう事を踏まえてこの作品を見ると制作者が上級者だという事が判りますね。
中のキュービック・ジルコニアも効いています
私も欲しい～（←自分で作れよっ！）