うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

フェリー「オーシャン東京フェリー」北九州市門司区新門司港⇒東京都江東区有明ふ頭

2025年01月04日 | 旅行

 こないだ熱海で、数年ぶりの集会(12月26日からの記事参照)があったのだが、福岡から東京経由で熱海に行くのに、どういう手段をとろうかと思案したのであります。

【交通手段の検討】

①福岡空港⇒羽田空港:早割を使うと、そこそこ安そうだが面白みはない。

②車で自走する:ハイブリッド車で燃費がいいので、お得感はあるがその分疲労感がある。一般道を使って車中泊をしながら移動すれば、かなり費用は抑えられる。

③深夜の高速バス:西鉄バスが、博多⇒新宿間の深夜直行バス「はかた号」を運行している。座席のグレードにより価格差がある。水曜どうでしょうでもお馴染みの深夜バスです。最低グレードだと安いがきつい。

④フェリーを利用する:時間がかかるが寝ていける。

 ・新門司⇒横須賀の東京九州フェリー

 ・新門司⇒有明ふ頭のオーシャン東京フェリー

 どうするN村?

・熱海に昼頃に入るには、午前中の早い時間に東京等に着いている必要があるので、飛行機なら早朝便利用になる。早朝に空港に行くのは辛いがな。

・深夜バスは、午前中に新宿着なので都合が良さそう。

・マイカーでの自走は、疲れるからいやじゃ

 ということで、深夜バスとフェリーが残りました。今回の旅は時間に余裕があるので、座席のバスより横になって寝ていけるフェリーが良さげです。

【フェリーの比較】

①東京九州フェリーとオーシャン東京フェリーは、どちらも夜間に出航する。

②東京九州フェリーは、翌日の夜に横須賀に到着する。

③オーシャン東京フェリーは徳島に寄港するので、翌々日の早朝に有明ふ頭に到着する。

④仮に東京九州フェリーを使うと、その日は東京周辺に宿泊する必要がある。

 ⇒R天トラベルで調べてみたら、東京周辺のビジネスホテル(BH)はばか高い価格設定になっていた。インバウンドの需要が復活しているようで、ただのビジネスホテルが高級ホテルかというほどの価格設定である。1万円以下で泊まれていたホテルが倍くらいになってる。土曜日だと、従来の3倍くらいに価格設定しているBHもある。

【結論】

 東京周辺に宿泊するのは金額的に不可能と考え、オーシャン東京フェリーで有明ふ頭早朝到着が良さげである。ネットで予約を行いました。

 新門司発着のフェリーは、無料の送迎バスを出す会社が多いのですが、オーシャン東京フェリーは門司駅から指定の有料タクシー利用となります。通常2千円以上かかるタクシー料金ですが、一人440円一律料金で乗車できます。(差額はフェリー会社負担のようです)

 予約不要で、指定の時間に門司駅(門司港ではない)の改札口を出たところで待っていると、係の人が来るのでフェリーに乗る旨を伝えて、現金で運賃を払います。

 フェリーターミナルに到着したら2Fに行き、予約番号で乗船券の発券手続きを行います。ネット予約の際にクレジット決済を行っている場合は支払いはありませんが、この機械での手続きは必要です。

 機械で発券した、乗船券です。

 利用するのは、フェリー「どうご」です。「オーシャン東京フェリー」は、シンプルフェリーというコンセプトなので、フルサービスが売りの「東京九州フェリー」に比べると、船内設備はかなり質素な感じです。

①船室は1層のみである。(東京九州フェリーは、複数階層ある)

②レストランは無く、代わりに自販機が沢山設置されている。(不満はない)

③他社同グレード程度の個室は比較的狭く、夜行寝台特急のような2段ベットである。(収容は可能)

④他社同グレード程度の部屋を比較すると、若干料金は安い。

➄公共で利用できるスペースは少ない。

⑥全自動洗濯機が2台設置されている。(これは、他のフェリーには無いメリット)

 という、シンプルフェリーなのであります。(風呂などの必要な設備は、揃っています)

 長旅になるので、個室を予約しました。

 2段ベットが収納されているので、使うときは自分で引き出します。

 冷蔵庫があるのは嬉しいです。事前に買っておいた弁当や飲み物を入れておけます。

 部屋のテレビは、BS放送のみ見ることができます。

 自由に使えるフォワードデッキですが、夜間はカーテンを下ろしておかなければなりません。すぐ上がブリッジとなっているので、光が漏れると運行に支障が出るためです。

 この自販機軍団(フェリー飯)は、「帰れマンデー」でも紹介されたとのことです。

 冷凍食品を買うと、その商品専用のレンジと押す番号が指定されているので、簡単に解凍・加熱することができます。再加熱や持ち込み弁当の過熱は、指定のレンジを使う事と注意書きがあります。水やお茶は無料であるので、大変便利です。

 乗船直後の晩飯は、門司のスーパーで買ってきた「タンドリーチキンのジャンバラヤ」をいただきます。電子レンジで、温めさせていただきました。うめー

 それと、マカロニサラダも美味いっす。

 上部デッキに出られますが、風が強くなったりすると出られなくなります。

 新門司港を定刻に出航です。さいなら新門司

 船内の自販機で見つけた自販機専用の復刻版三ツ矢ヲレンジです。

 めっちゃ気になって買っちまったです。飲んだ感想は、なんてことはない昔のうすい炭酸入りオレンジジュースのような。

 翌日は、自販機の「冷凍かき揚げそば」を購入です。

 指定番号のレンジを使って温めます。

 おー、天ぷらそばが出来た。まあ、そこそこ美味いっす。

 全自動洗濯機が2台設置されてますが、どちらも稼働率が高く、いつも動作していました。(但し、N村乗船時)

 翌日は徳山港に寄港して、荷物の積み下ろしと人の乗り降りがあります。N村は有明まで乗船するので、そのまま船内に留まります。

 晩飯は、「昔ながらのナポリタン」をチョイス。

 これもうめー

 定刻どおり、早朝に有明ふ頭に到着しました。眠いなぁ‥

 フェリーの時間に合わせて路線バス(専用バスではない)が来ます。料金は有明ふ頭⇒東京駅で400円です。(交通系カード利用可能)途中でりんかい線国際展示場駅やビッグサイトなどを経由して、東京駅八重洲南口まで行くことができます。

 シンプルフェリーですが、なかなか良い船旅を満喫しました。


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