横須賀発のフェリーは予約済みなので、どうしても乗らないといけません。都営浅草線大門駅では、首尾よく三浦海岸行の特急列車に乗れました。比較的空いているので座れましたが、品川駅から乗車する客が多く、混雑し始めました。(大門から乗って正解だったわ)
横須賀中央には1時間ちっょとで到着なので、時間的に余裕があります。駅前にロー〇ンがあったので、食料を買い込んでターミナルに向かいます。
海岸方向に向かって歩いて行くと、ターミナルには15分ほどで到着します。
出航2時間前には、ターミナルに到着しました。やったぜ
あれれ、出航は23:45なのに、かなり遅延しているようです。数日前の大嵐が、フェリーのダイヤを乱しているようで、その遅れが尾を引いている感じです。東京九州フェリーは、夜出航の夜着というピストン運行なので、一度遅れが出ると回復が難しいのでしょう。しかーし、新門司到着が2時間以上遅れると、終電に間に合わず自宅に帰れません。N村、だいピーンチ。一難去って、また一難とはこのことじゃぁぁ
心配しながら船を待ちますが、出航時間になっても影も形もありません。
待っている間に、ローソ〇で買ってきたカツカレーをいただきます。ばんめしうめー。これに野菜と牛乳があれば、横須賀海軍カレー風だな。横須賀で食べただけに…(ほんとか?)
深夜零時を過ぎてから、フェリー「すずらん」が到着しました。これから下船⇒清掃が入るので、まだまだ乗船まで時間がかかります。
結局、横須賀を1時間45分遅れで出航しました。どれだけ時間を詰められるかが、運命の分かれ目ではあります。
この航路に乗るのは初めてです。多少奮発して、和の個室を予約しました。布団は自分で敷きます。
なんと部屋にトイレ付きです。このクラスの部屋で、トイレ付きは珍しい。
洗面所もあるので、便利です。
深夜1時過ぎの出航なので、風呂は翌日にすることにします。写真はありませんが、露天風呂もあります。(フェリーの露天風呂は初めてです)
せっかくなので、後部デッキに出て出航の様子を見学します。あまりに遅い時間なので、ほとんど人はいません。
すずらん、頑張って走ってくれー
カップラーメンの自動販売機あります。
カップ麺の持ち込み用に、熱湯もあるのは有難いですね。
航路は四国の南部を通過します。
翌日は、ゆっくりと風呂に行きます。途中で、姉妹船の「はまゆう」とすれ違うとアナウンスがあったので、デッキに見に行きました。「ぶおーっ」と汽笛を鳴らしながら、すれ違います。
部屋にはテレビがあり、地上デジタル波が見られますが、受信状態が悪化すると自動でワンセグに切り替わり、画質が悪くなります。
さらに移動に伴って放送局が変わると、自動でサーチを始めます。まあ、見られるだけいいということでしょう。公共スペースの大テレビでは、BS放送がきれいな画質で見られます。ちょうど、ドジャースの試合をやっていました。
昼はレストランでとることにします。レストランの営業時間は、アナウンスがあります。
席は自由で、テーブルのタブレット端末で注文します。水・お茶はセルフです。
昼は「北海道味噌バターラーメンセット」をチョイス 1,000円(税込み)ラーメン単品だと800円
N村好みの太い縮れ麺ではありませんでしたが、普通に美味しいです。(西山製麺風が好み)
支払いは、テーブルのバーコードを持って、自動支払機に行きます。
バーコードをかざすと金額が出るので、現金またはクレジットカードで支払います。サインでの支払いはできないので、必ず暗証番号が使えるクレジットカードでなければ使えません。
昼飯後、再度風呂に行きます。数人程度入っていました。ロッカーは100円リターン式なので、コインを持参しましょう。なんとサウナもあるし、露天風呂景色もいいし気持ちいいです。
フェリー飯ですが、びっくりするぼど高くはありませんが、それでもそこそこお高いので、軽食コーナーでお得なカレーや、持ち込みの食材を食べいる人も多いです。夜は「自家製ハンバーグセット」にします。
ばんめし、うめー 自家製ハンバーグセット:1,500円
すずらん、頑張ってくれーと思いながら乗っていたのですが、結局新門司に到着したのは、1時間半遅れでした。(15分は縮めた)大ピーンチ。ターミナルから小倉駅へは、無料の送迎バスを使います。道は空いていますが、信号にはひっかかります。うわー、さらにピーンチ。当初の予定では、小倉⇒博多間は快速・特急でも十分にローカル線の最終電車に乗り継げる予定だったのですが、もたダメだー。新幹線しか選択肢がありません。
小倉駅で、新幹線の切符を買うのですが、自販機が2つしかありませんし、有人の窓口は閉まっています。自販機に並んで買うのですが、買い方が分かりません。(最近、新幹線の切符は自販機で買ったことないからな)どのボタンを選択していいか分からなかったのですが、ふと横を見たら「博多駅行の新幹線自由席切符の買い方」というのが貼っていました。(そういう人が多いのだろう)
まず、画面の「新神戸~博多」を選択⇒「博多」を選択するという方法でした。(一度分かれば、大したことはないぞ)カードで支払いと思ったら、現金だけとなっています。なんじゃこりゃああ。現金持ってて良かったわい。
新幹線の最終1本前に乗らないと、博多駅では乗り継げません。もう、こだまの発車時間まで数分しかありません。走ってホームまで行ったら、こだまが4分遅れというアナウンスがありました。ラッキー‥ではなく、アンラッキーなのであります。博多駅でも、ローカル線最終の乗り継ぎまで、数分しかないのです。
新幹線ホームから走って、在来線ホームに向かいます。ぜーぜー言いながら、最終電車に間に合いました。ふー、走ったぜ。
今回の旅は、数々のピンチがありましたが、なんとか危機を乗り越えて無事に帰宅しました。一番の理由は、旅の日程に余裕が無かったという事ではあるのですが、旅費を抑えるために極力宿をとらないという方針で組んだためであります。フェリーは車で利用する場合は、多少の遅延しても下船後移動できますが、徒歩の場合で夜間に到着の場合は、厳しいことになるというのが身を持って体験しました。
それでも全日程予定通りにいったというのは、かなり運が良かったと思います。繰り返しになりますが、今年の運をすべて使い切った感があります。
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