ニューロダイバーシティは、「脳や神経に由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性ととらえて相互に尊重し、社会の中で生かしていこう」という考え方だそうです。
「多様性と捉える(捉え合う)」
「相互に尊重する(尊重し合う)」
「社会の中で生かす(生かし合う)」
「私(あなた)」の趣味趣向や考え方、ものの捉え方は、大多数の人たちとは違っている。
大多数の人たちとは違うということを「私(あなた)」は知っている。
大多数に属していないことで困ることがあったとしても、
「私(あなた)」が私(あなた)自身であるために何が必要なのかを、どのように行動すればよいのかを、私(あなた)は理解している。
以前、関東の通信高校へサポート研修のため参加させてもらったことがあります。
彼らの世界観に触れたいと思いながらも、生徒から見ればよそ者に過ぎない大人です。
こちらの問いかけに対して仕方なく答えてくれている、そんな空気でしたが、
ある日。
まわりに合わせなければと気をつけながら標準語で話をしていたのが、
何かの拍子でつい、関西弁が出てしまった。
「え~っ!大阪の人ですか?」「大阪弁面白いです♪」「ほんまや、って言うんですか?」
そこから一気に、生徒との距離が縮まりました。
当時、無理して合わせようとしていた私は、多数派目線で彼らを理解しようとしていたのだと思います。