菅井滋円 作品集

絵を始めて半世紀以上の歳月が流れた 絵に向かう時何時も満たされないモノがある その場がここになりつつある。

落ち穂拾い1

2015年08月14日 | 菅井滋円 作品集


落ち穂拾い 1


大地に残された穂を拾う 主な農作業は既に終わり 僅かに残された穂を拾う 慎ましい黄昏の田園の詩である。  ミレーの名作「落ち穂拾い」がそれである。

この京盆地の片隅では猛暑が毎日繰り返す 読書と長年累積したピクチーを整理し出した それは思いの外の数である 思いついたのは「落ち穂拾い」をして 少しでもこの酷暑の中でメランコリーを忘れたい。