菅井滋円 作品集

絵を始めて半世紀以上の歳月が流れた 絵に向かう時何時も満たされないモノがある その場がここになりつつある。

落ち穂拾い 2

2015年08月28日 | 菅井滋円 作品集


  落ち穂拾い 2


古本市に出かけ何冊かの古書を買って来た その中に昭和16年出版「老残遊記」劉鉄雲著と云うのがある。
本は流石よれよれになっていたが 古書のもつやさしさを具えていた 「哭泣」と云う言葉が気になった
「将局すでにをはり、吾人まさに老いんとす、哭泣しまいと思ってもいかでせずにゐいられよう・・」
と・・・朽ち果てようとする本の中の一句である。










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