2冊同時刊行の『ぎんなみ商店街の事件簿』のSister編。
ぎんなみ商店街の人気焼き鳥店の3姉妹がぎんなみ商店街界隈で起きる事件を解決するという内容です。
SNS界隈では同時刊行のBrother編を1章ごとに読むことをオススメされる方が多かったので、先人たちのオススメを信じて各章交互読みをいたしました。(なお、Brother編は読書感想を書いている今、まだ3章を読んでいるところです)
ちなみに、Sister編を先に読んだ理由は特になく、どちらからでも良いと聞いたので、ブックカバーした状態で、先に読んだほうがこちらだったので、先にSister編からとなりました。
Sister視点、Brother視点は同じ事件を別角度からみて違う解決が見えるというものなのですが、どちらから読んでもおそらく、前の推理が邪魔をするというものではなく、寧ろ、片方の章を読んでいればそれが良いスパイスとなるようになっているなと感じました。
ただ、注意が必要かな?と思うのは、3章終わった後の「その後」がBrother編の3章のネタバレ?になっているような気がしましたので、「その後」部分は各3章を読んだ後の方がよいかな?と思います。
Sister編の感想は、3姉妹の長女がボケ役のせいか、Brother編よりもコメディよりかな?と思いました。
そのせいか、同じ事件を別角度から読んでいるだけなのに、コミカルなのでこちらのほうが読み進めやすい印象です。
また、相互読みでも明かされないというか、あれ?この謎は解決できてないんじゃ?と思うようなことも所々あり、若干モヤッとはしますが、素人3姉妹が関われるだけの範囲で解決できる謎を解き明かすスタイル?だと思いますので、そういった謎はあってむしろ良いのかもなと思いました。
2冊交互読み推奨は納得の作品だと思います。
※ブクログに掲載した感想を転載しております。
この感想を掲載している時点では、Brother編も読了しているのですが、読む順番はSister編→Brother編と読む方が良いのかもなと思います。
ただ、読み方は自由な作品ですので、色とか目をつぶって選んだほうを先に読むというのもありかもです。
解決は1つだけではないというよりは、それぞれが解決するべき謎を解決するという感じかな?