2巻を受けてのアンサー編の3巻。
これがレプリカシリーズの最終巻になると思われる巻になり、レプリカとは何なのかが描かれている巻でございます。
高校の青春イベント
ひと夏の恋→文化祭とくれば、大イベント修学旅行ですよね。
今回はレプリカのナオパートと本体側の素直パートに分かれて描かれるというのも今シリーズ初かもですね。
修学旅行パートも面白く、クスッとしながら読めましたが、最後はちょっと泣けるそんなお話でした。
読んでいて、やっぱり本作品は第1巻で「完成」されていたなというのは前巻同様変わらず思いましたが、今巻は「完結」したなと思いました。
すなわちレプリカとは何なのかという点。
このアンサーこそ2巻から提示されたものだったと思うので、その答えが出て良かったのかなと思いました。
あまり書くとネタバレになるので、考察は控えますが、失ったものは取り戻せる、失ってもすべてを失ったわけじゃないということだけは書いておきたいなと思います。
ただ、本作の肝心な部分は実は修学旅行にあると思っていて、まぁ、充実した楽しい修学旅行だなぁと感じました。
色恋なくてもワイワイ楽しめて良い思い出が作れたら学生生活は勝ちだと思いました。
吉井くんと佐藤さんおもろすぎです。
40だって、修学旅行にいきたい。
そんなことを思った本巻でございました。
※ブクログに掲載した感想を転載しております。
レプリカシリーズを無事に見届けた1年でございました。
2巻は、苦いアオハルでしたが、最後は締めくくれていると思ったまさに完結にふさわしい巻だったと思います。
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