八島湿原は霧ヶ峰高原の北西部、標高1640mに位置し、国の天然記念物の指定を受ける高層湿原です。
高層湿原とは、分解されず堆積した泥炭が、水面より高く盛り上がった貧栄養な土地のことを言い、
この八島湿原は、約一万年の月日をかけて形成されたそうです。
この時期はサクラスミレが咲いているということで、出かけました。
花が大きいので、スミレの女王の異名があります。花の大きさは、日本最大級と言われています。
一番最初に姿を現してくれた、サクラスミレです。
草丈は8~15センチほどです。
赤味の強いもの、薄いもの、筋が入ったもの、本当に、華やかなスミレでした。
ニョイスミレも、あちこちで咲いていました。
ニリンソウも、かなり遅い時期ですが、盛りでした。
ミヤマキンバイ。
オオヤマフスマ。
今週の開花状況を見ると、ヒメシャクナゲ、ズミ、スズラン、アマドコロ、チゴユリが咲いているということでした。