漫画の須田信太郎

「江戸川ハートブレイカーズ全2巻」電子書籍で復活!http://dbookfactory.jp/edogawa/

どうして「アイドル編」なのか?

2018-12-24 12:25:11 | 江戸川ハートブレイカーズ電子書籍
noteに「江戸川ハートブレイカーズ アイドル編」をアップするタイミングで、「なんでアイドルをテーマにしたか」ずっと話したかった。

なんで「アイドル編」漫画なのか??

上手く言えませんが、、
「猿の惑星」な感じ
猿が人間を支配してる状況をみて主人公チャールトンヘストンがびっくりする。
「え!?俺の知ってる世界では、人間が猿を支配してるのが当たり前の世界だったんだよ!俺の認識と違う!」
そんな感じ、、

例えの選択を間違ったかな??
とにかく

「自分の認識する世界とは違いよ!」
、、「ちがうよ!!不安だよ!」

(アイドルが猿っていってるんじゃないよ。この状況、自分の認識と違ってるよ!あくまで自分の精神状態の話)



アイドルが流行っているのは知っていた。勿論!
こんな感じでアイドル文化が盛り上がっていたのは認識していた、それは10年以上前くらいから?

普通に生きてるだけで、それは子供でもお年寄りでもわかる。
テレビを見れば、、ラジオを聴けば、、そうそう「CD屋さん」に行けば、、大げさなたとえじゃなく棚のスペース半分がアキモト先生関係で埋め尽くされている。(あとの30%はEXILE関係)
生きてるだけで、アイドルが流行っているのは知っていた。

もう数年前くらい前、ある仕事関係の食事会、(モノを創る人や演者さんなどが集まっていた)みたいものがあり、若い女の子が自己紹介してくれた。
「○○です!💛アイドルやらせていただいてます!💛」
ちょっとショック。
「アイドルやっている」って自己申告!
自己申告!
いや、わかってた!認識してたつもり!
「アイドル」って言葉の意味が現代変わってることを。
「みんなにみんなに愛されてて、やっとアイドルと呼ばれる存在」じゃなくなってることを、、
わかってました!
「漫才師」「落語家」「手品師」「アイドル」
なんというか、、
「ジャンル」を表す言葉、、??そんな感じ?
「わたし!山口百恵さんと同じアイドルです!!」
、、そいう風に聞こえますが、、、そうじゃないんですよね。。

わかってましたが、、
実際に実感すると、なかなか戸惑った。
なかなか、、「アイドル」
自分の認識と違うものになってきたんですね。


ま、ここまでなら
「はあ~、そういうコトになってるのね、世界。。
自分の予想以上だわ。認識以上だわ。
自分の知らないこといっぱいあるのね~。」
そんで終わり。

問題は、こういう違和感を感じて、人に話した時!!!

「いや~、世の中こんな感じになってたんだね~、ちょっとびっくりしたよ。」
「???」
「いやー、理解してたつもりだったんだけどな~」
「??なんで須田さん、今更ですよ」
「いや。今更はわかってたんだけどさ~」
「??」
「ん?君は何も感じないの?チャールトンヘストンな気持ちにならないの?!」
「???どうしたの須田さん?何を熱くなってるの?(ナニ疑問に思ってるの?)」

え!?
この「戸惑い、わかってくれないの?」

そう!
「世の中に感じた違和感」
じゃなく、

なんとなく、僕に違和感?
みたいな感じ?

「あれ?意外とみんな共感してくれないのね?」

ん~、
漫画を描くきっかけはこんな感じだったのかな。

そんな違和感が、この漫画をわたしに描かせた理由の一つだったことは間違いない!


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もっとアイドル文化について話したいが今日はここまで!



そんなわけで「江戸川ハートブレイカーズ アイドル編 全3話(約100ページ)読んでいただけたら嬉しいです。
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