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『偽物語』 第7話 観ました

2012-02-19 02:32:07 | アニメ
火憐ビー編終了でした。

割と大仰に話が盛り上がっていた割には解決があっさりしていたなと原作を読んでいても思ったのですが、アニメ化されてみてもその印象は変わらない感じですね。とは言うものの、アニメ化されて初めて気がついたこともあるので、やはりこの作品は凄いと評価するしか…

『偽物だけど本物らしい』
『偽物だから本物よりも本物らしい』

一見矛盾するような言葉遊びですが、これは事の本質を射抜いて居る言葉だと思います。そして今回、この偽物語はそれが裏テーマになっていたように思えるのです。この話で、偽物の象徴として出てきたのは暦くんの妹たち、ファイヤーシスターズと、それと敵対していた貝木。特に貝木は本物の偽物。偽物であることを誇りにしている本物の偽物。本物を知っているがために本物よりも本物らしく振る舞える偽物の中の偽物。それが貝木。そしてその彼が前に惚れた小娘がどうやらガハラさんだった様子です。ガハラさんも、今はともかく、その当時はまんざらでも無かった様子です。今のガハラさんの弁だと、蟹にとりつかれた私はその事態から救ってくれるモノは誰であっても英雄に見えたから惚れもする。だそうです。ま、確かにひたぎクラブの時、蟹から解放してくれれば誰であったとしても惚れてしまっただろうと自ら言っていた位ですから、それは真実なのでしょう。でも、原作を読んでいた時、それを読んでいたのですけれどもそのことを読み落としていたのです。このことを認識したのはつい最近、『恋物語』を読んでからなのですよ。まったくうかつトシカ言いようの無いキツネでした…orz_

それにしてもガハラさんにも素直な女の子らしい一面がみえて暦くんとしては惚れ直したんじゃないかと…。貝木と対決したあとで『今晩は私に優しくしなさいよ』と言われてどうしたのか…謎なのですけれども知りたいと思うキツネなのでした。

そうそう、火憐ちゃんの偽物の件、これに関しては何か変化があるのだろうか?彼女自身の限界に自分で気が付けるようになったらまた一つ偽物から本物になれるってことなのではと思っているのですが、彼女自身は一部の隙も無くブレずに自分は正義だと思っているようで…。正義と言う定義はモノの見方で変わる不安定なモノってことにはまだ思い当たって居ないらしいあたり、キツネ的にはまだまだって思うのですけれどもね。でも、占い騒ぎで壊れた人間関係を治すようなアフターケアの途中でそれも学べる…のかな?

それはさておき、次回からは月火不死鳥(ふぇにっくす)の筈ですね。
どんな映像で仕上げてくるのか非常に楽しみなのであります。

このお話の詳しいことは公式HPとこの記事へTBを送ってくれた方々のブログを参照してくださいませ。


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