『モーレツ宇宙海賊』 第１７話 観ました

新しい海賊仕事を受けるにはそれなりの手回しというのが必要で…
と、言うのが今回の大筋でしたね～。

先代部長からの海賊仕事の依頼ということで、臨時要員のヨット部の面々は即登で了解しちゃっていますけれども、誘拐の依頼ってことだと、その仕事を受けるに当たって根回しとかイロイロと必要なことが沢山。それに、それが完了してもそのあとのお仕事は荒事になるのは目に見えているので、それを無事にこなせるかどうかも重要だし…。でも、それまでの海賊らしくない海賊営業だけだと、面白く無いじゃない？と言うキャプテンマリカの一声で、ジェシードリトルからのお仕事を遂行しちゃうことになったのでした。

でも、ことが始まってみると…
誘拐しないでもジェシーが弁天丸に来てしまって…、と、言うことはお仕事内容は要人誘拐ではなく、要人護送ということになってお仕事の難易度は少しだけですけれども、減った事になりますね。これは、状況に流されてのことと、ジェシーは言っていましたけれども、もしかすると、ヨット部の部員で活動している弁天丸に対する彼女なりの配慮なのかも知れませんね。そんなことはお首にも出していませんけれども、それくらいの配慮は出来る人ですしね。
それに、仕事の難易度を下げるというのは用意できる報酬とのバランスを良くするということになりますしね。もし、船からの誘拐という形だとギャラが足りないと言われることもありえます。ですが、弁天丸に自力で逃げ込んで保護、護送と言う形をとった場合、誘拐よりも仕事の難易度は下がって払えるギャラと依頼内容とのバランス的に気前の良い払い方が出来ると踏んだのかもです。
で、このとき、ジェシー・ドリトルが提示したギャラは、前金として弁天丸までの逃走に使った最新形の高速航宙偵察機一機。そして本報酬としてジェシー・ドリトル名義で持っている宇宙輸送業務会社の利益の一割を10年間配当すると言うものと、リンがそれまでのクラッキングで得た情報全て。この情報の中には他の海賊の記録とか、企業の隠し事的なデータとかイロイロらしい。これは、ただの要人保護と護送に対する報酬としてはなかなかのモノですよね。グリューエルに言わせるとセレニティー王家の国家予算半年分以上に相当するものになりますね～とのことでしたから、かなりのものとなりますね。それだけに、この報酬を提示されて海賊弁天丸の後見人的役割を果たす保険屋のショウさんも承認しちゃったですよ。彼的にもジェシーに敵対する彼女の叔父のやり口は気に入らなかったみたいで…、正式に海賊弁天丸はジェシードリトルの宇宙大学までの要人護送依頼を受けたのでした。

でも、追手の追求は素早く激しいモノになりそうで…
次回、その追っ手をどう躱すのか、また、どう折り合いを付けて解決するのかが楽しみです。次回のタイトルからするとちゃんと依頼を遂行できそうな感じなのですが…

それにしてもジェシーとリンがああいう関係だったと　は…
海賊営業が終わったあともリンがオスカル風コスチュームを着替えていなかった訳がわかりましたよ～。

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