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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第8話 観ました

2010-11-22 02:21:36 | アニメ
え?
文庫本化されているの…。って事は、桐乃ちゃんは小説化デビューしちゃったってことなのね。
・・・
なんか軽く嫉妬を覚える展開ですね。
これでは桐乃ちゃんに共感がしにくい、嫌な感じがしてしまいますが…

その先のアニメ化って事では、いきなり桐乃ちゃんに立ち塞がる大人の事情の壁が現れてしまいました。とは言え、アニメ化企画会議で原作者が大幅に口を出すってのは…聞きかじりですけど、アニメ業界内ではかなり嫌われているのでは?それに、桐乃ちゃんの企画書、希望声優さん、脚本家さん、作画スタッフさんって濃すぎ。そこまで原作者が口を出せるものじゃないんじゃないかな?まして、文庫本を一冊出しただけの女子中学生小説家の希望なんて、それがスンナリと通るわけが無い。それを、通ると勘違いしている。と、思ってしまう展開にビックリ…はしなかったです。まぁ、桐乃ちゃんってそういう独断的な思い込みの激しい娘だしね。
なので、アニメ制作会社側から希望は聞くけど、各スタッフさんのお仕事の都合等があるので希望通りには行かないかも知れないとやんわりと釘を刺されてしまったデス。まぁ、それは大勢で作り上げるアニメのこと、そういうことはもちろん、桐乃ちゃんだって理解している。でも、恐らく彼女が一番、傷ついたと思われるのは、主人公が女性(ゑ?)で、妹を集めるお話だったのに主人公が女性のままでは話のつじつまが合わないからと言って、男に変えてお話を進めたいと、脚本家さんから告げられたことだと思われます。
此れは、桐乃ちゃんとしては絶対に譲れない一線だと思うのですが、残念ながら、その合理的な理由を説明出来ないで居ます。私的に推測すると、このお話の主人公は桐乃自身。だから女の子だっただと思う。だけど、そのことまでそこで暴露出来ちゃうほど、自分でもその小説の事を理解していなかったって事なのだと思います。

で、結局、また京介氏の出番となるのですが…
京介くんにしても桐乃のことを理解出来ているとは言えない訳で、そんな状況でアニメ化のお話を桐乃ちゃんの望む方向で進めることが出来るのだろうか?って事で、沙織さんや黒猫ちゃんの支援を得て、桐乃ちゃん欠席のまま企画会議第2弾開始となりました。なお、情報通の沙織さんの調査では、元々別作品のアニメ化という事で集められたスタッフだったのですが、そちらのお話が流れ、集めたスタッフと放送枠を無駄にしない為の代役として急遽白羽の矢が立っただけだったという。なので、アニメ制作スタッフに桐乃ちゃんの作品に対するモチベーションは仕事以上のモノではなく…って事が裏の事情としてあるみたいだと調査分析してきた。
で、脚本家先生が桐乃ちゃんの意向を無視して作品を弄りたいと言うのを阻止すべく、京介くんはお願いしてみる。しかし、それで脚本家先生の本音が出てきてしまった。そりゃ、彼もお仕事だから視聴者的に分かりやすいよう、アニメ作品として原作を作り直すのですけど、正直、桐乃ちゃんの作品は独特すぎて彼の理解を超えている。だから、自分の手の内で納まるよう改変をしたいと言うことらしい。そしてそれを聞いて、黒猫ちゃんの毒舌的舌戦が始まったのだった。最初の内は、脚本家先生もプロなら原作を理解して仕事をするのが当然でしょ。的な、攻撃的な意見だったのですが…、彼女もぶっちゃけた話、桐乃ちゃんの小説が未熟で、いい加減で、デタラメなご都合主義的超展開のテンコ盛りだってのは判っていると打ち明ける。その上で、正直、何で桐乃の作品がアニメ化されるのかと思うとまで言ってのける。その上で脚本家先生だって元は小説家だったことも触れて貴方もぱっと出の女子中学生が書いた小説について私と同じ意見なんでしょ?とまで言ってしまう。だけど、プロで脚本家をしているので有れば、原作を活かす方向でプロットを組んでみなさいってな事を言う。プロとしては、そこまで言われてしまっては、逃げるか、原作者の意向に沿った展開でそれにオリジナル展開を無理なく組み込む方向でお仕事をするかしか無いですよね。
その上、トドメに京介くんが兄として妹が初めて書いた小説なのだから、叶う希望なら妹の望むとおりにしてやって欲しいと土下座までしてみせるものだから、そこまで熱い想いを持っているのであれば、って事なのか当初の桐乃ちゃんの無茶振りをなるべく受け入れたプロットで進むことになったそうな。でも、原作者サイドにあそこまで言われてしまうと、大人としては頑張らざろうを得ないですね。って言うかむしろ発奮しちゃう?だって桐乃は中学生だし、京介だってたかが高校生です。プロデビューしているとは言え、まだ恐いもの知らず的な未成年にそこまでお願いされちゃ、アニメ制作スタッフ側から持ち込んだ話の手前、そりゃヤルシカって気持になっちゃうよね。

それにしてもこの今回のシナリオは…
アニメ業界的に大丈夫なのかな?
視聴者的には、業界の裏側が透けて見えたような気がして圧倒されちゃうのですけど、かなり身も蓋もないブッチャケシナリオになってしまったような気がします。観ていて疑問を感じることがあった原作付き作品のシナリオ改変とかの理由が、透けて見えちゃうのは…どうなんだろう。同業他社への批判も含められている…のかな?チョット心配です。


今回の聖地は西武池袋線の中村橋駅と西武池袋線の黄色い電車2000系。
電車の描写は多少省略やデフォルメが有るものの、特徴は良く抑えていると思いました。中村橋駅前の描写もまんまでした。と言っても、私のうろ覚えですけど…

昨日の土曜日はモブログの通り千葉方面に行ってこれたので少しだけ聖地巡りはしてきましたけど…、住宅地内での撮影は自粛したので写真は無しです。でも、千葉公園付近に聖地が集中しているってのは凄いです。あやせちゃんを説得した公園だけは幕張の方でしたけど…。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

と言う訳でこの作品の詳しいことは公式HPとこの記事にTBをくれた方々の記事を参照にしてくださいね。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (uhd)
2010-11-22 13:43:09
>それにしてもこの今回のシナリオは…
>アニメ業界的に大丈夫なのかな?

私はこういった現場での経験があるわけではないですが、
視聴時には「そういうものだろう」と思いながら観ていたので、むしろネット上で問題になっていることのほうが意外でした。
今回のは周知の事実だと思っていたので…。
他にも、スポンサー企業がこういう玩具を売り出したいからキャラデザ変えてくれとか、
制作者がずっと恋愛もの手がけていたから原作にはないけどいれちゃえとか、
原作では火傷で喉潰れて話すことができないけど、
アニメでは綺麗な唄歌わせてCDだしちゃえとか、
実際にはあり得るので逆に穏やかだったかと思ったんですがそうでもないようですね。

昔の話ですが、出演する俳優に合わせて話が左右されてしまうことに思い悩む原作者が出てくる映画というのもありました(これはフィクションでしょうが)
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Unknown (Unknown)
2010-11-22 14:03:58
ちなみに今回の話は原作とかなり変更されていて、原作ではフェイトさんに桐乃の小説を盗作されて出版されてしまうのを黒猫と阻止する話になっています。

どうしてこれが変更になったかと言うと、数ヶ月前に電撃で実際の盗作事件があったため、電撃側から盗作関連のシナリオを変えろとリテイクがあったためです。
今回の内容は、そのことを皮肉ったためということもあるみたいですね。
詳しくは、電撃・魔王で検索すれば分かると思います
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へんれす (きつねのるーと)
2010-11-22 21:32:52
>uhdさまほか各位
コメントありがとうございます。
≫uhdさま
いや、なんとなく他のアニメ制作スタッフなどに喧嘩を売っているようにも見えなくは無いので業界的に大丈夫なのかなぁ~と…。あと、脚本家さんが自虐的なんじゃもしかしてM?みたいな気もしなくは無いってのが…
>unknownさま
電撃文庫作品で盗作騒ぎがあったのはもちろん承知しているのですが、それがここに影響を及ぼしていたとは…。まぁ、事前にそんなことを書いていらっしゃるブロガーさんも居ましたから、オリジナルではないってのは把握してはいたのですけど…。
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こんばんわ (めぐ)
2010-11-23 00:52:32
>それにしてもこの今回のシナリオは…
>アニメ業界的に大丈夫なのかな?
なんか大人の事情を見ちゃった気がします
でも面白ければそういうのも有りなのかなって思いました

>今回の聖地は西武池袋線の中村橋駅と西武池袋線の黄色い電車2000系。
やっぱ西武線だったんですね~
毎日通学で使ってるからそうかなって思っていたんです
西武線が出てくるアニメって多い気がしました

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へんれす (きつねのるーと)
2010-11-23 02:32:57
>めぐさま
西武線がアニメに出てくる確率が高いのはアニメ制作会社が沿線にあることに起因していると言われていますよ。今回も中村橋駅がアニメスタジオの最寄り駅として描かれていましたね。
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