埼玉知事選挙、全国ワーストの投票率は4回(16年)
ぶりに20%台から30%台へ上昇(32.31%)。
と言っても、まだ有権者の1/3弱である。年代別の
投票率が分からないので、埼玉選管の「翔んで埼玉」
とのコラボレーションが功を奏したのかは不明。
肝心の選挙結果は、野党統一候補の前参議院議員、
大野元裕氏が、自公推薦のスポーツライター青島氏を
破って当選。
もっと大差かと思ったが、16年ぶりの県政奪還を
目指して必死の自民党の組織力と、箱物行政復活を
掲げる青島氏に、関連業界がこぞって秋波を送った
のかも知れない。
10月に予定される大野氏の参院補欠選挙に向け、
「翔んで埼玉」は再び保革対決が始まる。
さて、本場徳島市、都内高円寺と併せ、日本三大
阿波踊りと言われる「南越谷阿波踊り」の二日目に
行って来た。
昨年は汗まみれになって、夜の「街流し」4会場を
全て回ったので、今年はじっくりと腰を据えて午後の
部の舞台踊りを2時間半堪能した。
南口駅前の組踊り舞台の背後に大きな看板が立つ。
舞台踊りの会場は恒例のサンシティ越谷市民ホール。
その前の通りでは、街流しが始まる夕方からの人出に
備えて、多くの屋台が準備中。
2時間半に及ぶ、十の連・グループの15分ずつの
舞台踊りの紹介は、約400枚の写真を整理してからと
するが、今日はその代表を2枚アップ。
南越谷阿波踊りも今年で35年の節目。5年に一回
舞台だけで行われる「南越谷地元選抜連」が圧巻。
最後には、会場の通路という通路に大勢の踊り手が
乗り込んで、舞台と合わせて華やかな雰囲気となる。
フィナーレは本場徳島からの招待である、阿波踊り
グループ「虹」。
南越谷阿波踊りの恩人である徳島の・故四宮信之氏
と娘の賀代さんが平成元年に結成した「虹」。当初は
鳴り物(お囃子)が六人、踊り手は賀代さん一人だけ
という変わったグループである。
今でも少人数を貫き舞台踊りだけ。新しい阿波踊り
の可能性を追求している。
緞帳が上った直後の舞台である。