埼玉秩父の地ウィスキー「イチローズモルト」に嬉しい話題2発。
まずは、世界の蒸留酒からナンバー1を選ぶアジア最大級の品評会で
最高賞「ベスト・オブ・ベスト」(ウィスキー部門)を受賞。
もう一つは、英国の「ウィスキーマガジン」が社長の肥土伊知郎氏を
ウィスキー文化への功労者として「殿堂」入りを発表した。
肥土伊知郎氏は江戸時代から続く造り酒屋の二十一代目。焼酎や
ウィスキーにも手を広げたが業績不振で倒産。その譲渡先も引き取りを
拒んだウィスキーの原酒400樽が残った。
ちょうどウィスキーの消費が低迷していたころに一人で「ベンチャー
ウィスキー」を起業し、引き取り手が無かった原酒の樽からの先進的な
ウィスキー造りが評価された。
こうして生み出した「イチローズモルト」が大人気。販売量は少なく
地元秩父でも入手困難なウィスキーである。
二ヶ月に一度の大宮への通院時、埼玉物産館への入荷とタイミングが
合った時だけ買っている。タイミングが合うのは年に一度か二度である。
今朝は武蔵野線鉄橋での日の出