最近NHKでは東武東上線の特集が続く。その東武東上線沿いの
歩行記である。
先日の日曜日、社会人になって最初に赴任した朝霞市の工場のOB
総会と懇親会が行われた。その工場は数年前に60年の歴史を閉じて、
約10万㎡の跡地は、大型商業施設を含む新たな住宅街へと変遷。
昨年はOB会の前に様変わりした工場跡地の住宅街に足を伸ばしたが、
今年は会場の朝霞市民会館に直行。武蔵野線の北朝霞駅から約2キロの
ウォーキングとした。
武蔵野線と直交する東武東上線の朝霞台駅を抜けると、その自由通路
の商店街は何とシャッター街!半端ない人々が通ると言うのに・・・。
朝霞市民会館までは東武東上線の西側を黒目川まで下って上る道。
朝霞台駅前からの坂道を下ると貸し農園や空き地が広がり、振り返る
と抜けて来たマンション群が並ぶ。
黒目川沿いに出ると桜並木のナイスな(死語かも)風景。日曜日の
午後、散歩をする人も多い。
ここまでは単純な経路だが、この先は住宅街の道が入り組んで、
頻繁に角を曲がるようになる。しっかりと地図を用意して来た。
朝霞市溝沼と言う地区名、川と沼の低地だったのだろう。
黒目川を渡ってすぐは緩やかな上りだったが、ここから一気の
急坂となる。曲がった先の天神坂、勾配は30%近い。
上り切って振り返る。スタートした北朝霞のビル群が意外に
低く感じる。朝霞台駅前よりも高いのかも知れない。
ここからはほゞフラットで会場の朝霞市民会館に着く。隣の
第六小学校は増築工事中。池袋まで20分の朝霞市は人口が増えて
いるのだろう。
3時間の総会、懇親会の帰りは東上線朝霞駅までの1キロを歩く。
リニューアルされた出雲大社埼玉分院にカメラを構えると、帰りがけ
の奥さんが閉まりかけた門を開けて正面から撮らせてくれる。
ダイナックなU字型の跨線橋の先、朝霞駅前に着く。駅前に何と
路線バスの転車台があった昔の狭い風景とは様変わり。奥へ伸びる
大きな通りは3メートルほどの小路だった。
待ち時間ゼロで来た川越市行きの普通電車で一駅隣の朝霞台へ。