月曜日は、人財開発研究会の5月月例会。この月は、ゲスト講師で、企業経営カウンセラーでココロマネジメント(株)の岩出優氏。氏の得意分野は、心理学。中小企業診断士にしては珍しい分野が専門、ココロのマネジメントを中心に研修を行っている方だ。
今から2千年前の古代ギリシアの哲学者アリストテレスによれば、人を動かすには3要素が必要という。ロゴス(論理)、パトス(感情)、エトス(信頼)だ。2千年しても、人間のこころの仕組みは変わらない。
この日の研修は、組織風土作りのなかから、「承認欲求」。それに信頼関係の構築から、「世代別の違いと共通点」を深堀りした。テーマの解説、自己診断、グループ討議を何度も行い、研修を進めていく。私も現役時代の頃を思い出して、上司と部下の世代ギャップ、上司の承認・ほめること、などを思い出した。
さて、現在研究会は、会場集合形式とzoom形式を併用しているが、zoom参加者が圧倒的になっている。会員皆、zoomの便利さを知ってしまって、集合形式にはもう戻れないようだ。そこで、懇親会などを除き、次回からはzoom中心に変えていこうと提案、承認された。新型コロナをきっかけに、zoomの便利さを知ってしまった研究会でした。