6/27(金)に期末テストを終えたばかりでしたが、休む暇もなく即スタートする
夏の課題を(心を鬼にして)配布し、入試に向けてのスケジュール確認のあと少し
話をしました。そこで話したことの一つは「諦めるな!」ということ。
【なぜ今「諦めるな!」なのか】
今の段階で元々の志望校を諦めている生徒はいませんが、だからこそ今言って
おく必要があると考えています。この先、不安になってから「諦めるな!」と
言っているようでは手遅れになる可能性があるからです。周囲が異変に気づく
ということは、不安な気持ちが燻っている段階ではなく、気持ちが言動に表れて
きた段階だと考えられるので『諦め病』の症状は進行しているということです。
【不安になるのはいつ頃か】
不安になり諦めそうになるのは、一定期間それなりの勉強を続けながら志望校を
決める時期が近づいても結果がついてこないという、10月-11月頃が多いのでは
ないでしょうか。しかし、逆に考えれば、この時期に不安のない人はそう多く
ないはずです。やはり、不安になる時期があるという前提で心の準備が必要です。
【「諦めるな!」の精神論でない部分】
10月-11月が諦めやすい時期だと書きました。入試は漢検や英検のように点さえ
とれば何人でも合格するものではありません。定員があるため、合格ラインに
達していない人は合格ラインに達している人を抜かすことで合格に近づきます。
また、多くの中3は模擬テストを受験していると思いますが、偏差値はもちろん
相対的な評価なので、上がる人がいるから下がる人がいるわけです。
それならば、5人が下がると5人が上がるということ。(条件により異なりますが)
もっというと、秋以降に成績を伸ばす人は、諦めた人が踏み台になっていると
いうことになります。誰でも不安になる時期はありますが、そのときこそ諦め
なければ成績が上がる可能性がグッと高くなります。
諦める人は必ず一定数いますから、自分が諦めて成績を下げるのか、諦めずに
頑張り成績を伸ばすのか、どちらに入るのかということです。諦めないほうに
入るためには不安な時期になる前から「不安になっても諦めず頑張り抜くんだ」
という意思確認をしておくことが大切です。
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