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先日、元講師から「今九州にいて御守り買ったので送ります!」と連絡が
ありました。もう社会人4年目の青年ですが、時習館のことを気にかけて
くれて嬉しい限りです。
せっかくなので、彼が京都に戻ってから直接会って社会人になってからの
話をいろいろ聞きました。海外出張が多いようで、ブラジルではスーツを
着ていると金持ちと判断されて襲われやすいので移動はTシャツなんかを
着ておかないといけないなど海外のエピソードを教えてくれました。
さっそく生徒たちにも海外の話を紹介しました。またいろいろと話を聞け
たらと考えています。
<受験勉強ははかどらないのが基本>
さて、中3はこれから受験勉強の山場を迎えますが、すでに気持ちが燃え
上がっている人もいるかもしれませんし、気持ちは焦るばかりで実際は
勉強がすすんでいない人もいるかもしれません。
しかし、受験勉強はすすまなくて普通です。
中3の一学期ぐらいまでは、学校の授業が終わると部活を2時間程度。
そのまま学校で行うので自動的に参加しますし、運動部なんかだと途中で
寝たりぼーっとすることもないでしょう。そんなことでは怪我をします。
それから、家に帰って1時間ぐらい勉強している人もいるかもしれません。
ただ、学校の課題や小テストの準備、塾の宿題なんかが中心で基本的には
やらざるを得ないことをやっている感じでしょうか。
こうやって、授業のあとに合計3時間ほどの活動があって、それなりに
集中はしていますが、ほぼ強制力があってやっていることです。
これに対し受験勉強はスパンが長く目先の強制力はないので、受験勉強は
すすまなくて当然です。
だから、なんとなく塾に来てもはかどりませんし、なんとなく家にいても
勉強はすすみません。よほどの強い意志がない限りは、いかに仕掛けや
工夫をできるかにかかっています。仕掛けや工夫なしにすすまないという
認識を持って、常に仕掛けや工夫をすることです。(工夫の例)
無策でただ「頑張ろう」では厳しいです。
<頑張ろうでは物足りない>
平常が5だとすると「頑張る」と5.5ですか?6ですか?その程度でしょう。
8とか9は「全力で」「全身全霊で」「力の限り」「目の色を変えて」
「命がけで」「心血を注いで」「死に物狂いで」「無我夢中」「血眼で」
「なりふり構わず」「寝食を忘れて」「一心不乱に」という感じ。
「頑張る」という言葉は軽い言葉になってきています。
「いってらっしゃい。頑張ってねー」
「いってきまーす。頑張ってくるわー」
という感じで、挨拶程度の意味合いになっていることもありますね。
そんなことで、受験勉強に「頑張る」はふさわしくないように思えます。
受験勉強に向けては「全力で」とか、今から「スーパーサイア人になるぞ」
とかモチベーションを上げる特別感をつくっていくのはどうでしょうか。
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