自民党総裁選に合わせて、公明党も党代表を交代させてきましたね。
今度の代表は石井啓一氏です。国交相時代、広島の被災地に災害地用の作業服着て行った御仁で、現地の被災者から辛辣な言葉をぶつけられ、能面の様になっていた人物ですね。
この人はもともと東京大学出身の旧建設省官僚あがりでした。私の知る限りでは、人間性についてはあまり評判はよろしく無かったです。東大卒で頭は良いのでしょう。
創価学会も原田会長、谷川主任副会長も東京大学卒なので、いわゆる「東大閥」から信頼されているのかもしれません。今回、党代表の交代に際して、公明党では党大会で「承認」となっていました。公明党とは創価学会の政治部門なので、その人事も創価学会の意向が反映されます。おそらく創価学会指導部から「次は石井だ。」と指名されて党代表に就任したのでしょう。
今回の自民党総裁選、立憲民主党の代表選と、いずれの党も選挙で代表を選ぶ形式を持っていますが、公明党にはそういった素地はありません。そもそも末端の公明党員には、そんな権限も与えられておらず、そもそも「自分達の政党の代表を選べ」と言っても出来ない組織なのです。
でもそんな政党も、いまや日本の政権与党の一端に握っている訳です。まあ「友党」の自民党からは「集票マシン」と揶揄されていますが、宗教的な使命感のもとで、公明党と自民党に票を集める創価学会の政治部門ですからね。
でもそんな政党が政権に関わっていて、果たして良いんですかね。。。
しかし公明党もこの石井氏くらいしか、代表として立てられる人材が居なくなっているのでしょう。これは創価学会として凋落した姿を現していると思います。
ちょっと脇からニュースを眺めていて、そんな事を想いました。
今回の自民党総裁選について、サイトでは以下の記事を書いてみました。お時間あれば読んでみてください。