昨日は知人家族が集まっての忘年会がありまして、久しぶりに沢山食べてしまった事から、激しい胃もたれにおそわれていました。いやはや年齢というのはどうにもならんもんですね。
考えてみれば私も間もなく還暦に近づいている訳で、頭髪の薄さやら首辺りの皮のたるみが気に成ったりします。
心の中は何時までも高校生のままなのですが、見た目や発想などが、やはり「年相応」という事になってきているのでしょう。自分の今までの人生の来し方について、想いを馳せる事が多くなりました。
さてそんな中、前置きとは関係ないのですが、Youtubeを見ていると「チャネラー」なるモノの情報発信がとても多く見受けられてしまいます。これは恐らく私自身の閲覧履歴も関係しての事なんでしょうけどね。
UFOとか異星人関係の話題というのは、世間ではいまだバラエティー部門に属していますが、私の中では既にバラエティー情報ではなく、これから先の人類社会の動向について関係してくる話題だと考えているのです。
そもそも、アメリカ国防総省が先日、軍事演習中に撮影した未確認飛行物体の映像を出して、そういった現象を認めたという事を考えても、1950年代にアメリカ空軍が閉じた「プロジェクト・ブル―ブック」の結果報告のスタンスを変更した事が伺える訳であって、このプロジェクト・ブル―ブック自体も公式にアメリカ空軍が行っていたプロジェクトですから、この国防総省の動きも単なる「与太話」と混同して考えるべきものでもありません。
でも何故か、こういった話題を真剣に考える人というのは希少で、多くはいまだ「与太話」として捉えられてしまうのが残念です。
ただこの「与太話」として、こういった話題の色付けをしているのが、このYouTubeにも見られる「チャネラー」なる存在と、そんな人達が発信する情報では無いかと、私なんかは思ってしまう訳です。
確かにアメリカ等で発信されている情報。そうですね、例えばローレンス・R・スペンサーの「エイリアン・インタビュー」でも、異星人とのコンタクトにはテレパシー的なものが利用されているという話題もあったり、その中では非物質的な存在としての異星人という話題も出て居たりします。また「ラー文書」なんていうのも読んでみましたが、そこではスピリチュアルな存在としての異星人が語られたりもしています。あとドイツのナチスがこういった「チャネリング」について研究していて、そこで異星人文明との交信をしていた、なんて話もある様です。
ただ、こういった話題で難しいのが、簡単に言えば「イタコの口寄せ」と似た類の話題というのも、恐らく多量に混入している様に、私は思うのです。
やれ「ジョセフティの予言」「ハイヤーセルフからの予言」「宇宙人連合司令部からの予言」ほか様々。
こんな内容が溢れているのを見かけますが、これって例えば「イタコに暗殺されたケネディを降ろしてもらう」という様な話と何が違うのでしょうね。
私の場合、過去に創価学会に居ましたが、そこでは偶に「お告げを聞いた」なんて事を言う部員が居ました。でもこの部員は精神疾患の持ち主で、今で言う統合失調症を持っていました。それ以外にも様々な宗教では、過去から「霊言」とか言うのもありましたし、狐憑きやタヌキ憑き、蛇憑きでそこからの「お告げ」なんてのもあったりします。
要は、こういった「神さまや霊魂からのお告げ」というのが、時代を経て今では「ハイヤーセルフからの予言」とか「宇宙人司令部ナンチャラからの伝言」なんていう事になっている様にも思えたりするんですよね。
確かに過去の異星人との遭遇事件では、まるでテレパシーの様に頭の中に言葉が伝わりコミュニケーションを取ったという話が多くありました。また私が最近、読んでいる「The Lacerta File」の中でも、人間の心の中には「スイッチ」があって、それをいじれば人は容易に操作が出来るという事も書かれています。またアメリカ軍の中では、こういった超常現象的な事を軍事利用する事を真剣に考えていた節もあり、そこでも同様に人の心を操作するという技術開発を進めているという事もあった様です。
だから、全てを疑うという訳ではなく、そういった中には真実も隠されているのかもしれませんが、それ以上にバッタもんの情報が混在している気がしてならないんですよね。
そんな感覚でYouTubeを見ていると、何ともはや、怪しげな情報がわんさかあるのですが、得てしてそういった情報発信者には、強固なフォロワーがついていて、何やら勝手に盛り上がっていたりします。
こういった事についても、私は「情報リテラシー」を以って、見ていく必要があるとも思うのですが。。。ちょっと見ていて食傷気味なのです。
まあ見なければ良いだけなんですけどね。
