今年は梅雨明けが八月に入って言われていますが、八月も過ぎると暦の上では秋になりますので、あまり梅雨が長引いた場合には「梅雨明け」せずに秋に移行するという話もありました。
気になるのは、未だに台風三号というものが発生していない事ですが、これはインド洋の海水温が今年は高く、その為にインド洋で上昇して雨を降らせた乾燥した空気が南太平洋に下降しているからという話もありました。
新型コロナウィルスのパンデミックの出口が見えない世界にあって、こういった気象の今までに無い動きについても、私には大変気になるところです。
さて公明党のグルメリポーター氏が「ワクチン予算を20倍に、2000億円の補正予算を獲得した」と、胸張り動画を公開してました。
新型コロナウィルスについては、様々な事がありますが、ことワクチンに関係する事について、備忘録的にここで書いておきたいと思います。
(参考サイト:岐阜県土岐市・土岐内科クリニックのブログ)
1.ワクチンとは
人間の体には病原体(細菌やウィルス)が入った時に、その病原体を攻撃する仕組みがあり、その仕組みを利用して病気になりにくくする為に、利用するのがワクチンという事だそうです。ワクチンを接種する事によって、あらかじめ体内に抗体を作らせ、免疫の仕組みにより、病気にかかりにくくする事を目的としています。(予防の観点で使われます)
2.抗体について
基本的に体内に抗体があれば、その抗体の病気に罹患する事が無いと言われていますが、実際にはインフルエンザワクチンを接種し、なおかつ体内に十分な抗体値があっても、インフルエンザになってしまう人というのは居るそうです。確かに考えてみれば、毎年、インフルエンザワクチンを接種していても、インフルエンザに罹り、休んでしまう人が私の職場でも過去に居ました。
3.新型コロナウィルスに感染した場合
新型コロナウィルスについては、現段階でも不明な事が多くあるようです。
2020年2月26日時点で、中国の復旦大学の研究チームは、軽度の新型コロナウィルス感染症から回復した人達175人の血漿を採取して調査した結果、約30%の人達は抗体レベルが極めて低かった事を確認したそうです。またそのうち10名は検出可能なレベルを下回っていたとありました。
日本でも今月12日に新型コロナウィルスに感染した事を公表したユーチューバーの「ふあんくん」が、抗体が消失した事を報告していますので、この新型コロナウィルスに感染したと言っても、その抗体は長続きしない事がある様です。
4.免疫の種類
そもそも免疫の種類には終生免疫というものがあるそうです。これは例えば麻疹や水疱瘡などがあげられますが、この場合、一回罹患すれば終生感染する事はありません。しかし世の中にあるすべてのウィルスに対して終生免疫を獲得できるものでは無いそうで、これは先にも述べたインフルエンザ等は、毎年、免疫を獲得する為にワクチンを接種する必要がある事からも解る事です。
新型コロナウィルスについては、未だ研究段階ですが、専門家が共通して述べているのは「新型コロナウィルス(COVID-19)の終生免疫は獲得できないだろう」という事だそうです。
私達が日常、よく罹患する「風邪」についても、終生免疫が獲得できない事と同様に、どうやら新型コロナウィルスも、終生免疫は無いと考えるべきかもしれません。
5.ワクチンの効用
いま世界中で開発が急がれている、新型コロナウィルスのワクチンですが、これを接種したとしても、感染や発症は完全に抑えきれるものでは無い様です。しかしひとたび、ワクチンが出来れば患者数を減らす事が出来て、結果として感染拡大を抑えられると言われていいます。そしてそれによって、人口のうち一定割合の人が、この免疫をつける事で、ウィルスの感染拡大が起きる事なく、自然に収束へと向かwせる「集団面積」を働かせる事が可能になると言います。
以上が新型コロナウィルスのワクチンに関する事です。
ここからは私の私見ですが、ワクチンが開発されたとしても、私自身は直ぐに接種するとか、家族に急いで接種させるという事は、今の処考えていません。まあそもそもそれだけ大量のワクチン生産が可能になるかはありますが。。。
何故なら、新型コロナウィルスワクチンが開発されたとしても、それは「新薬」である事から、副作用等については充分に注意すべき事だと考えているからです。
皮肉ではありませんが、過去に公明党も協力に推進した「子宮頸がんワクチン」についても副作用があり、その後遺症に未だ苦しんでいる人達も居るという事例がありました。
やはり新薬が出たとしても、それによる副作用の有無を見極める必要があるのではないか、私はその様に考えています。
いま巷の噂では、この新型コロナウィルスのワクチンについては、強制接種させるみたいな話も出ていますが、その接種の判断は、基本的には国民一人ひとりの判断に委ねられるべきであって、国家などが強制的に実施すべき事柄ではないと思うのです。
よくいう「アフター・コロナ(コロナ感染後の世界)」とありますが、「WITHコロナ(コロナ感染と共にある世界)」の世界が、私は二~三年は続くのではないかと考えています。その為、やはり自身の免疫力を高める事と、日常生活に細心の注意を払って、この期間は生きて行くしかないのではありませんか?
以上、備忘録まで。