また難癖…旭日旗を想起!? LAコリアタウンの公立校壁画消去 「太陽の光線は世界共通のシンボル」との声も
2018.12.17
【ロサンゼルス=住井亨介】米西部カリフォルニア州ロサンゼルス市の統一学区が、公立学校の体育館に
ある壁画について、旭日旗を想起するとする地元団体の抗議を受けて塗り消す決定をしたことが13日、
分かった。「表現の自由を侵すものだ」との批判も上がっており、波紋を呼びそうだ。
壁画があるのは、「ロバート・F・ケネディ・コミュニティー・スクールズ」。韓国系の人々が多く住む
コリアタウンにあり、幼稚園から高校までが一体となっている。壁画は女優のエバ・ガードナーと
ヤシの木をモチーフに青と赤の光が放射状に広がる構図となっており、2016年に完成した。
団体が今秋、「壁画は第二次世界大戦以来の日本帝国主義を示す旭日旗を描いている。
旭日旗は、人類に対する最も恐るべき犯罪の一つとなった日本軍の侵略を象徴している」
「旭日旗はナチスのかぎ十字と同じだ」などとして学校側に突然撤去を要求。これを受けて学区側が
今月初めに記者会見し、冬休み期間中に壁を塗り直して壁画を消すことを明らかにした。
撤去を求めた団体「ウィルシャー・コミュニティー連合」のジェイク・ジャング会長(47)は、
産経新聞の取材に「旭日旗は韓国の人々に戦争を想起させる。今回のことは過去の歴史を伝えるいい機会と
なった」と語り、学区の決定を歓迎。
一方、作品を描いた画家のボー・スタントン氏(32)は取材に「太陽の光線は世界共通のシンボルだ。
チベットや米アリゾナ州の旗も使っており、日本だけではない。これは危険な先例になる。
小さな団体の主観的な意見でそうしたシンボルが検閲されることになりかねない」と危機感をあらわにした。
また、米国検閲反対連合は「壁画が消されることになれば、学校当局は憲法が保障する表現の自由の
権利を侵すことになる」として、決定について再考を促す声明を出した。
同校は、ジョン・F・ケネディ元大統領の下で司法長官を務めた同氏の弟、ロバート・ケネディ上院議員が
暗殺された有名ホテルの跡地にある。ハリウッドに近く、同ホテルはかつて、米映画アカデミー賞の
授賞式が行われたことでも知られる。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/181217/soc1812170008-n1.html
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学校壁画消去の決定を保留。米ロス学区、批判受け
2018.12.18 11:04
【ロサンゼルス】米西部カリフォルニア州ロサンゼルス市の統一学区が、旭日旗を想起するとする
地元団体の抗議を受けて公立学校の体育館にある壁画を塗り消す決定をした問題で、同学区は17日、
決定を一時保留する考えを明らかにした。地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)が報じた。
「表現の自由を侵す」などと批判が巻き起こっていたことに配慮したとみられる。
壁画は、韓国系の人々が多く住むコリアタウン内の公立校「ロバート・F・ケネディ・コミュニティー・
スクールズ」にあり、女優のエバ・ガードナーさんとヤシの木をモチーフに青と赤の光が放射状に広がる
構図となっている。
「壁画は第二次世界大戦以来の日本帝国主義を示す旭日旗を描いている。旭日旗は、人類に対する
最も恐るべき犯罪の一つとなった日本軍の侵略を象徴している」とする地元団体の求めに応じ、同学区が
冬休み期間中に塗り消すことを決定していた。
ロサンゼルス・タイムズ紙によると、決定の保留について、統一学区の担当者は「多大な反響があり、
さらに議論する必要がある。現時点ですぐに塗り消すことはしない」としている。
同問題をめぐっては、「太陽の光線は世界共通のシンボル」とする壁画の作者だけでなく、
検閲に反対する団体からも批判の声が上がったほか、校名となっている、ジョン・F・ケネディ元大統領の
下で司法長官を務めた同氏の弟、ロバート・ケネディ元上院議員の息子からも作者らを擁護する意見が
同紙に寄せられたという。
https://www.sankei.com/world/news/181218/wor1812180013-n1.html
韓国の旭日旗排除運動は、とっても迷惑な言いがかりで、デザイナーや製作者にとても失礼な行為である。
旭日旗は国際的に認められている海上自衛隊の艦旗で、戦犯旗といわれのないことを言って騒ぐのは
特亜、特に韓国だけです。放射状の模様を旭日旗を連想させるとバカげた騒ぎをする。
ロサンゼルス市統一学区関係者の常識ある対応に感謝します。
2018/12/18 22:27 朝鮮日報抜粋
壁画は、赤い放射状の光が人とヤシの木の周りに広がるデザインで、旭日旗を連想させる。
スタントン氏は、壁画に描かれているのは米国の有名女優、故エバ・ガードナーで、光の部分は
旭日旗を意味するものではないと否定している。
しかしロサンゼルス市の韓国系コミュニティーは先月、ロサンゼルス統一学区に「作家の意図は
分かるが、壁画は旭日旗を連想させる」と文書で抗議。これに対し統一学区側は、学校の冬休み期間に
壁画を塗りつぶして別の壁画を描くと表明した。
この決定に対し、壁画の作家だけでなく検閲に反対する複数の団体から「表現の自由を侵害している」
と批判の声が上がった。
さらに、米国のジョン・F・ケネディ元大統領の弟で司法長官を務めた故ロバート・ケネディ
元上院議員の子どもたちからも、壁画の消去に反対する意見が上がった。学校はケネディ元上院議員が
暗殺されたホテルの跡地に建設されている。
ケネディ元上院議員の息子の1人は16日、ロサンゼルス統一学区および学校側に壁画消去に反対する
文書を送付し、自身の意見が父だけでなく伯父のケネディ元大統領をも代表していると主張した。
文書は「父は文化的にデリケートな事案に好意的だが、米国の民主主義の基盤は表現と言論の自由」
だとして「米国人は寛容と多様性を強く支持してきたため、父と伯父(ケネディ元大統領)は検閲を
嫌悪した」と訴えた。
さらに「父と伯父は政治的アジェンダ(重要課題)のために芸術作品を破壊した人々を最悪の
悪党だと考える」として「今回の壁画除去計画には非理性的で非難されて当然という部分があまりに
多く、ばかげた欠点を列挙する論文がかけるほどだ」と批判した。
グラフィティ・アーティストのシェパード・フェアリー氏も壁画の消去に反対の立場を示した。
フェアリー氏は、問題の壁画を消去するなら自身が学校内に描いたケネディ氏の肖像画の消去も
要請すると述べた。学校の一部教諭と生徒も反対の意思を示している。
壁画を描いたスタントン氏は17日、弁護士を通じ、壁画が消去された場合はロサンゼルス統一学区を
訴える方針を示した。