日本特別扱いに中国反発=台湾地震の救援めぐり
2018/02/09-06:29 時事通信
【北京時事】台湾東部の地震で、蔡英文政権が中国ではなく日本の救援チームを受け入れたことに中国国内で反発が出ている。
共産党機関紙・人民日報系の環球時報(電子版)は8日、「大陸を拒絶しながら日本の援助を受けるのか?」と題する記事を配信した。
環球時報によると、台湾総統府報道官は8日、救援の人員や物資は足りていると説明し、中国などの援助を辞退しながら
「唯一の例外は日本だ。高価な探査機を持っている」と発言した。日本の救援チームは8日、震源地に近い花蓮で、傾いたビルで
人命探査装置による捜索活動を始めた。
中国ではもともと、台湾独立志向の民進党・蔡政権への警戒心が強い。中国のインターネット交流サイト(SNS)は、
今回の地震で改めて浮き彫りになった日台の親密ぶりに「台湾独立分子の目には、中国は敵で日本は身内と映っている」などと
台湾を非難する書き込みであふれている。
中国メディアは、安倍晋三首相が毛筆で「台湾加油(頑張れ)」と慰問のメッセージを書いたことも併せて伝えている。
安倍首相が直筆で「台湾加油」、台湾メディアが評価、ネットからも感謝の声
2018年2月8日(木) 18時40分 Record china
2018年2月8日、首相官邸は、6日夜の地震で多数の被害が出た台湾に向けて「全力を尽くして支援を行っていく」とのメッセージを
フェイスブック上に掲載した。安倍晋三首相の署名が入った「台湾加油(台湾頑張れの意)」の文字が添えられており、
中国・観察者網は台湾メディアがこれを評価したことを伝えている。
この地震では複数の建物が倒壊するなどし、多数の死傷者が出ている。メッセージは被害に遭った人々に見舞いの意を伝えるなど
した上で、東日本大震災で日本が台湾から受けた支援への謝意を表明。最後は「日本政府として(中略)全力を尽くして支援を行って
まいります」という言葉で締めくくられており、これに添えられたのが、毛筆で書かれた「台湾加油」だ。
台湾・中央社は「安倍首相が就任後、初めて『直筆の書』という形で台湾にエールを送った。しかも一目瞭然だ」と評価。
また、中華圏のネットユーザーからは「日本の思いやりに感謝します」「安倍首相はかっこいいし、文字もきれい」
「ありがとう日本!」などのコメントが寄せられていた。
今は日本が支援する側、安倍総理も国民感情をよく理解してくれてますよね。
オリンピック一色になってしまったテレビ局にはガッカリしてますが…
東日本の義援金にはびっくりし、感激しましたね~。
あの小さな国家(私は国家だと思ってます)が凄いです。
中国の嫌がらせで国際的に地位が狭まれてきていますが、
災害時に限らず日本国は台湾を支援していくべきですね。
平昌オリンピックの開会式は最初は吹きだすところもありましたが退屈になってきて寝てしまいました。
安倍総理無事に帰国されること、そして日本の選手たちが無事に競技ができるよう願います。
応援しましょう。