韓国大統領選:日本「誰が当選しても日韓関係後退しない」
2017/05/07 22:14 朝鮮日報
日本の萩生田光一官房副長官は7日、フジテレビの番組に出演し、2日後に迫った韓国大統領選挙について、誰が当
選しても韓日関係が後退することはないと強調した。
萩生田副長官は番組で「どなたが大統領になっても日韓関係を後退させるわけにはいかないとの基本スタンスで臨み
たい」と述べた。
また、大統領選挙以降も韓国は日本にとって極めて重要な隣人でありパートナーだと強調した。
日本が議長国を務める韓中日首脳会談については「韓国国内の事情で延期して待っている」として「(大統領当選後)
すぐに北朝鮮に行くなどという問題以上に、すでに約束された首脳会談を日本でやってもらわなければ困るの
で、日本に来るのが筋だ」と述べ、早期開催を強く要求した。
萩生田副長官のこれらの発言は、大統領選で優勢とみられる、北朝鮮に融和的な最大野党「共に民主党」の文在寅
(ムン・ジェイン)候補を念頭に置いたものと時事通信は指摘した。
日本政府は韓中日首脳会談の年内開催を強く望んでいるが、釜山の慰安婦少女像設置問題などをめぐる韓日の対
立が長期化している上、韓国の政局が流動的であるため、実現が先延ばしになっている。